戦闘メカ乗り込みローグライク『EISEN』iOS向けに発表。PC/Switch展開にも意欲

 

個人開発者の埴田秀樹(Hideki Hanida)氏は12月12日、メックシミュレーターゲーム『EISEN』を発表した。対応プラットフォームはiOSで、2023年1月にリリース予定だ。あわせて本作の予約注文も開始されており、価格は早期キャンペーンとして320円となっている。

『EISEN』は、ゲーム内でリアルな操縦席に乗り込んで操作するメックシミュレーターだ。現在公開されている映像からは、コクピットが視界の大部分を占めるプレイ画面の様子がわかる。本作の特徴は鉄臭さと重厚感を重視したコクピットのデザイン、およびその操作感とされており、この画面のまま戦闘メックを操縦していくのだろう。また、音と振動によって本物のメックに乗っているかのような臨場感が演出されるという。

ゲームプレイとしては、戦場で入手するランダムな武装を戦略的に組み立てて、自分だけのビルドを構築。迫りくる敵の大部隊を蹴散らす爽快感を楽しめるとのこと。ほか、詳細はベールに包まれた部分が多いものの、手軽で爽快かつ、重厚なメックを操る没入感あるゲームプレイが期待される。

本作を開発する埴田氏は、国内の個人開発者だ。過去にはローグライクカードゲーム『MIYAMOTO』やミニチュアデッキ構築ローグライク『Fallen of the Round』をiOS向けにリリースしている。本作『EISEN』はメック操縦がメインとなり毛色が変わるものの、ビルド構築の部分にはローグライクゲーム開発のノウハウも活かされそうだ。

なお、弊誌から埴田氏に本作のほかプラットフォーム向け展開について問い合わせたところ、回答をいただけた。同氏によれば、「Project EISEN」なる枠組みのなかで、語りたい物語や世界観の構想があるとのこと。そのため本作の反響次第では、ボリュームアップしてPCやNintendo Switch向けの展開も視野に入れているそうだ。

EISEN』はiOS向けに、2023年1月にリリース予定。現在は早期キャンペーンとして320円で予約販売中だ。価格については、今後変更の可能性があるとのこと。