ローグライクTPS『Returnal』PC版は推奨メモリーが32GB。やたらと大きい

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ソニー・インタラクティブエンタテインメントは12月9日、『Returnal(リターナル)』PC版を2023年に発売すると発表した。対応プラットフォームはSteamおよびEpic Gamesストア。各ストアページも公開され、最低/推奨システム要件も明かされている。その中で、必要なメモリー容量だけがかなり大きい点が注目を集めている。


『Returnal』はHousemarqueが手がけたTPSゲームだ。舞台は未知の惑星アトロポス。主人公の宇宙飛行士セレーネは事故により惑星に墜落。脱出の方法を目指して、異形の敵たちと熾烈な戦いを繰り広げる。道中で入手した装備やアイテム、アップグレードは、引き継げる一部のもの以外は死亡時にすべて失われ、生き返る度にステージ構造が変化するローグライク要素を取り入れた作品だ。

本作はPS5向けに2021年3月に発売。先日開催されたThe Game Awards 2022にてPC(Steam/Epic Gamesストア)向けにも2023年に発売されることが発表された。PC版移植にあたってはClimax Studiosが協力・サポート。PC向けに数多くの改良が加えられているという。各ストアページでは本作のシステム要件も公開。そしてその中で、本作がかなりの容量のメモリーを要求する点が注目を集めている。


ストアページによると、本作のメモリー容量は最低要件でも16GBが必要とされている。さらに、推奨要件としては32GBが必要とのこと。比較として、2020年発売の『サイバーパンク2077』では最低8GB/推奨12GB。2022年発売タイトルでも、『エルデンリング』は最低12GB/推奨16GB。『A Plague Tale: Requiem』は最低16GB/推奨16GBとなっている。オープンワールドゲームや、グラフィックのリッチさを魅力とするほかタイトルよりも大きいメモリー容量が要件とされているわけだ。

なお『Returnal』の発売は2021年3月であり比較的新しめ、かつ当初はPS5専用のタイトルであった。レビュー集積サイトMetacriticではゲームプレイのほか、グラフィック面でも評価を受けている。PC版移植にあたって、ある程度のスペックを要求されても不思議ではないといえる。一方で、ほかの要件としてはCPUが最低Intel Core i5-6400/推奨Intel i7-8700とされ、グラフィックボードは最低NVIDIA GeForce GTX 1060/推奨RTX 2070 SUPERなどと設定。ほかの要件は同時期発売のタイトルとそれほど違いがない。必要とされるメモリー容量だけがかなり大きいのだ。


なお元のプラットフォームであるPS5のシステムメモリは16GB(PlayStation.Blog)。PC版の最低要件と同じである。一方でPS5版ではパフォーマンスについて、特に問題は報告されていなかった。PS5では統合されたカスタムI/O(Input/Output・入出力)により、SSDからのデータの読み出しが非常に高速になっているとされる(公式サイト)。つまりPS5はストレージ込みで最適化されており、本作もそうした機能を活用して動作していると考えられる。環境によりストレージ読み込み速度のまちまちなPC版移植にあたって、そうした機能を補うためにメモリーを確保せざるを得なかった可能性はありそうだ。

ただいずれにせよ、実際の動作がどうなるかは本作PC版の発売後に確認するしかないだろう。また今後の最適化などによって、公開されているメモリー容量の要件が緩和されるのかも注目したいところ。現時点では発売日も2023年内と明かされたのみであり、続報を待ちたい。

ちなみに本作とあわせて『The Last of Us Part I』PC版の発売日も発表。SteamおよびEpic Gamesストア向けに日本時間2023年3月4日に発売すると告知された。こちらについては、本稿執筆時点で各ストアページのシステム要件がTBD(To Be Determined・未定)となっている。

『Returnal』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、2023年発売予定だ。

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