Steamにて神々3D格闘『Divine Knockout』が期間限定で無料配布中。プレイヤー数が一気に20倍ほどに伸びる
パブリッシャーのHi-Rez Studiosは12月9日、3D格闘ゲーム『Divine Knockout(DKO)』のSteam版を期間限定で無料配布開始した。日本時間で12月15日午前2時までにSteamライブラリ内に追加しておくと、その後もゲームをプレイできる。ゲームの定価は2620円である。
『Divine Knockout』は、三人称視点で展開される、3D対戦格闘ゲームだ。本作でプレイヤーは神話の神々(ゴッド)となり、敵プレイヤーたちと対峙。3対3のチーム戦を中心とした対戦モードにて、相手をフィールドから「ぶっ飛ばす」ことが目的となる。対戦中の各キャラがもつのは体力ゲージではなく、ダメージの蓄積値。「蓄積値が高いほどキャラがぶっ飛びやすくなり、ステージから叩き出されるとアウト」という、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズを彷彿とさせるシステムだ。ステージを縦横無尽に使い、神々の能力が飛び交うお祭り的な対戦が繰り広げられる。
そんな『Divine Knockout』が、今回Steamにて期間限定で無料配布開始された。本作は12月6日より配信開始されたばかり。特典付きエディションであるファウンダーズ/アルティメットエディション購入者に向けた先行シーズンとして開幕されていた。今回無料配布されているのはゲーム本体のみとなる。ゲーム本体にはすべてのマップおよびゲームモードが収録されており、ヘラクレスや天照神など4名のゴッドが利用可能。また、プレイを通じて無料で追加のゴッドをアンロックもできるようだ。一方で、特別エディションの収録ゴッドやスキンなどの特典は付与されない。
無料配布に伴い、本作のプレイヤー人口も爆発的に増加している。本作は『SMITE』や『Paladins』などで知られるHi-Rez Studios(開発は傘下のRed Beard Games)が手がけていることもあり、一定の注目が寄せられていた。リリース後のSteam同時接続者数はピーク時で600人前後に留まり、著名パブリッシャーの展開する新作としてはやや寂しい数字。しかし、12月9日からSteam期間限定無料配布が開始されるや否や、同プラットフォームでの本作同時接続プレイヤー数は5000人を突破。直近では1万2000人を超える躍進を見せている(SteamDB)。こうした流れを鑑みると、今回の無料配布はプレイヤー人口増を狙った施策かもしれない。
『Divine Knockout(DKO)』Steamにて期間限定無料配布中。日本時間で12月15日午前2時(ストアページ上は午前3時となる表記もあり)までにSteamライブラリ内に追加しておくと、その後もゲームをプレイできる。ゲームの定価は2620円である。なお、本作はほかにPC(Epic Gamesストア)および、PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S向けにも展開している。