終末テキストADV『クラウディ・デイズ』Steamストアページ公開。世界の終わりと彼女との再会

国内のインディーゲーム制作サークルOvercastは12月8日、『クラウディ・デイズ』のSteamストアページを公開した。世界の終わりが迫る中で二度と会いたくなかった「彼女」と再会してしまう、テキストアドベンチャーゲームである。

国内のインディーゲーム制作サークルOvercastは12月8日、『クラウディ・デイズ』のSteamストアページを公開した。動画によると、同作は2022年12月22日にリリース予定。価格は780円となっている。またサークルの公式Twitterアカウントによれば、同作はすでにマスターアップ済み。PC向けのパッケージ版が、コミックマーケット101で頒布されるそうだ。

【UPDATE 2022/12/10 14:10】
発売日正式発表に際し、記載を修正。

『クラウディ・デイズ』は、世界の終わりが迫る中で知人と再会してしまう、テキストアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、地球と巨大小惑星の衝突による破滅が10日後に迫った世界だ。地球の危機が報道されたことで、社会インフラは崩壊。都市部では、自暴自棄になった人間たちによる暴行や略奪行為も発生するなど、世界が一変してしまう。一方、主人公の帰省先である田舎では、大きな変化は起こっていない。穏やかな時間が、ゆっくりと流れ続けていた。そんな中、主人公は二度と会いたくなかったという「彼女」と、うっかり再会を果たしてしまう。終末よりも恐れていた彼女との再会を機に、物語が展開。本作では、主人公たちがかつての日々を繰り返すように、世界が終わるまでの時間を過ごす様子が描かれるようだ。



本作はジャンルとしてはオーソドックスなテキストアドベンチャーゲームに相当するという。テキストと立ち絵やCGによって、作中の情景を表現。テキストを読み進めることで、ストーリーを追いかけていく。また特徴としては、キャラクターや背景が美麗に描かれている点も挙げられるだろう。Steamのストアページによると、作中にはキスやハグなどの性的表現や、自殺に関連する要素などが存在するとのことだ。



本作を開発しているのは、西村ダイヤ氏による国内のインディーゲーム制作サークルOvercastだ。同サークルの公式サイトによると、本作が処女作に相当。スタッフとしては、キャラクターデザインおよびキャラクターグラフィックをみかみ氏、音楽を籾山紗希氏が担当しているようだ。


クラウディ・デイズ』はPC(Steam)向けに12月22日配信開始予定。価格は720円とされている。また12月30日より2日間、東京ビッグサイトにて開催される「コミックマーケット101」では、パッケージ版が1000円で頒布予定。公式Twitterアカウントによると、期間限定の無料体験版も公開予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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