のんびり建物いじりゲーム『Tiny Glade』正式発表。森の奥地でひっそりゆったり廃墟いじり

デベロッパーPounce Lightは12月9日、『Tiny Glade』を正式発表した。対応プラットフォームはPC（Steam）。

『Tiny Glade』は、建物建設ゲームだ。森の奥にある空き地で、壁を建てたり、崩したり、あるいは伸ばしたり縮めたり。変幻自在に建物をいじくるのだ。建物をいじる上ではあまりルールは設定されていないようで、柵を作りそれをそのまま横に伸ばすなどかなり自由にいじくれるようである。対象としては、レンガや石、板などかなり多彩に動的に変形させられるようだ。

また本作の特徴は「目標がない」点。いじり方に正解はなく、何かをマネジメントする必要もなければ、戦いも存在しない。ただただのんびり、オブジェクトをいじって遊ぶのだ。好き放題いじくって、時にそばを通る羊をなでたり、あるいは夜になってそれらの建物に蛍が止まり光るのを眺めたり。制限のない世界で、ゆるやかに創造を楽しむのだろう。

開発元のPounce Lightは、クリエイターのTomasz Stachowiak氏とAnastasia Opara氏によるスタジオ。本作はプロジェクト名こそなかったものの、以前より開発が進められてきた。開発動画はTikTokなどに投稿されており、一部の動画は500万～1000万回再生されるなどかなりバズっている。そしてこのたび正式なタイトルが決まったわけだ。

コンセプトやテーマとして水上アートゲーム『Townscaper』などに近い。一方で本作は森が舞台。ブロックや木などオブジェクトを用いた変形表現がかなり多彩で、また異なるアプローチになりそうだ。どのようなゲームに仕上がるのだろうか。

『Tiny Glade』はPC（Steam）向けに発売予定だ。