カエルの一人称視点崖登りゲーム『Valley Peaks』正式発表。はるか高みを目指すのんびり緊張山登り旅

パブリッシャーのGraffiti Gamesは12月9日、『Valley Peaks』を正式発表した。カエルが住まう地域を舞台にする、一人称視点のロッククライミングゲームだ。

パブリッシャーのGraffiti Gamesは12月9日、『Valley Peaks』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表に際して、Steamでは期間限定のデモ版が配布中だ。

https://youtu.be/pNMeU-zR8mY


『Valley Peaks』は一人称視点のロッククライミングゲームだ。舞台となるのはカエルたちが住まうValley Peaks。主人公は住人たちのためのラジオ塔を建てるべく、この地の山々を登頂していく。

現在本作に向けては期間限定でデモ版が配信中。腕を“伸ばして”岩を掴み、岩から岩へスイスイと登っていくゲームプレイが確認できる。左クリックと右クリックがそれぞれ左手・右手に対応しており、いずれかの手で岩を掴むことが可能。基本的には片手で岩を掴みながら、空いた手で登れる岩を探す。しかし時には勇気を振り絞ってジャンプし、岩から岩へ飛び移ることも必要だ。岩を掴めなければ当然落下して登り直し。落下のペナルティはないものの、ちょうどよいスリルを味わえる。

本作の山には崩れかけの岩、危険なトゲ、動き回るトロッコといったギミックも用意。山々をパズルのように攻略していく必要があるわけだ。また、登頂ルートも複数用意されている。なおValley Peaksにはクライミングクラブ(Climbing Club)が存在。各登頂ルートを攻略してスタンプカードを満たせば、グライダーなどの便利な道具・アップグレードを開放できるとのことだ。



本作を手がけるのはスコットランドに拠点を置くTub Club。インディー開発者のThomas Crowe氏とJack Chateau-Loney氏によるスタジオだ。両氏はこれまで、それぞれのitch.ioにて複数の無料ゲームをリリースしている。本作『Valley Peaks』ではそんな両氏がタッグを組み、Steam向けの販売タイトルとして開発されているわけだ。これまでのゲーム開発で培ってきた2人の経験が活かされているのだろう。

なおitch.io向けのデモ版は以前より配信されていたが、新バージョンがSteam向けに期間限定配信されることになった。あわせてitch.ioのデモ版もアップデートされている。新要素が続々と追加されており、より製品版に近いゲームプレイになっているのだろう。両プラットフォームともデモ版の配信期間は明かされていないため、興味のある人は早めに遊んでおこう。


『Valley Peaks』はPC(Steam)向けに発売予定。期間限定でデモ版が配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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