鏡の裏世界ホラー『Mirror Forge』12月6日発売へ。『サイレントヒル』の影響受けた、廃墟の街サバイバルホラー
パブリッシャーのDreadXPは12月3日、『Mirror Forge』を12月6日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Mirror Forge』は一人称視点のサバイバルホラーゲーム。主人公となるのはThomas Jacksonという名の男性。彼は2年前にとある出来事がきっかけで別れた恋人Jillを探し、不可解な出来事に巻き込まれることになる。広く探索が可能な街のなかには、暗くて狭いアパート、工場や廃屋などさまざまなロケーションが用意されているとのことだ。
Thomasは2年前、妊娠中のJillを乗せてあろうことか飲酒運転をしてしまう。事故を起こし、Jillのお腹の子を亡くしてしまったThomas。彼女とは離別し、罪悪感に苛まれ続けていた。彼はセラピーと投薬の助けを借りて少しずつ立ち直りつつあったものの、世界的なパンデミックにより失職。別れたJillとの連絡もつかなくなった中、Thomasは彼女を探すうちに謎のテープと恐ろしい秘密に直面する。
本作では、鏡を通して二つの世界を行き来することになるという。ステージには謎解き要素が多く散りばめられ、主人公の暗い過去や精神状態が表れているとのこと。『サイレントヒル』のような超現実的な雰囲気を目指しているとされ、同作の影響が色濃い作風になりそうだ。またゲーム内には同作の登場人物アレッサ・ギレスピーに関するイースターエッグも盛り込まれているとのことである。ほかには、人気SFホラードラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にも影響を受けているそうだ。
本作を手がけるのは個人開発者のMystiveDevことBobby Mojsovski氏だ。同氏はMystive Studioにて一人称視点ホラー『Alan Sharp』のリードアーティストを担当。その後はフリーランスとなり、本作『Mirror Forge』の開発を始めたかたち。同スタジオでの一人称視点ホラーゲームの開発ノウハウは、本作にも活かされていることだろう。
現在本作に向けては、Steamおよびitch.io にてデモ版が配信中。主人公が物語の舞台となる街を訪れた後のゲームプレイを体験可能だ。不気味な怪物のほか、Seal of Nurと呼ばれる不思議なアイテムで街の過去を紐解く要素が確認できる。
『Mirror Forge』はPC(Steam)向けに、12月6日発売予定。