Nintendo Switch向け都市伝説ノベルADV『青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』発表。世紀末の日本で起こる怪異事件

国内のインディーゲームスタジオであるフロシキラボは11月30日、『青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、2023年にリリース予定。

国内のインディーゲームスタジオであるフロシキラボは11月30日、『青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、2023年にリリース予定となっている。

『青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』は、フロシキラボが開発中のホラーノベルADVである。本作の舞台は、1999年の日本。主人公は、久野澁千織(くのしぶ ちおり)なる人だ。ゲームの詳細は不明ながら、作中では都市伝説や怪異にまつわる事件が発生。タイトルから察するに、青十字病院と呼ばれる組織の東京都支部怪異解剖部署に所属する主人公・千織が、奇怪な事件と対峙し怪異を解剖することになるのだろう。ジャンルとしては、ジャパニーズホラーノベルアドベンチャーと称されており、ノベル形式で怪異や都市伝説の存在する東京が描かれていきそうだ。また公式サイトによると口裂け女、般若、人面犬、紫の鏡、黄色い救急車といった都市伝説が登場するようだ。

また本作については、制作にかかわるクリエイターたちが多数公開されている。それぞれイラストをあさぎり氏、一部怪異デザインをたいやき氏、テーマソング及びBGMを離想宮氏、ロゴデザインなどを吉永氏が担当。またプログラムをフロシキラボのため息空氏、ディレクションなどをフロシキラボの田平孝太郎氏が担当し、制作が進められているようだ。

本作を開発しているフロシキラボは、田平孝太郎氏による国内のインディーゲームスタジオだ。過去作としては、短編フリーノベル『Home coming』、複数の霊の声を聞き分けるノベルADV『1f y0u’re a gh0st ca11 me here!』をリリース。2021年11月に配信された『1f y0u’re a gh0st ca11 me here!』では、Steamのユーザーレビュー63件中96%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。またフロシキラボの作品としては、16世紀に作成された地図を題材としたシミュレーションゲーム『Carta Marina』や、架空言語を読み解いて儀式をおこなう『PrayerPlay』など、ほかにも複数のタイトルが開発中となっている。

青十字病院 東京都支部 怪異解剖部署』は、Nintendo Switch向けに2023年リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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