オープンワールド着せ替え冒険ゲーム『インフィニティニキ』発表。広大な大陸を冒険する「ニキ」シリーズ最新作

Papergamesおよびニキ株式会社は11月30日、『インフィニティニキ』を発表した。オープンワールド着せ替えアドベンチャーゲームになるという。

Papergamesおよびニキ株式会社は11月30日、『インフィニティニキ』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStationおよびiOS/Androidとなる予定。


『インフィニティニキ』はオープンワールド着せ替えアドベンチャーゲームだ。人気着せ替えゲームアプリ「ニキ」シリーズ最新作。舞台となるのは、『ミラクルニキ』や『シャイニングニキ』でも登場したマーベル大陸。雄大な山々や美しい街並み、そして謎につつまれた秘境を主人公ニキと、相棒の猫であるモモが一緒に冒険する。

『インフィニティニキ』では、これまでにない数の衣装や美しいアクセサリーが登場するという。衣装にはさまざまな機能が存在。プレイヤーは衣装をコーディネートすることで、多彩な能力を得られるとのこと。広大な世界を飛び回ったり、釣りや虫取りをしたり。多彩なアクティビティが用意されているそうだ。そうして収集したアイテムは、衣装の素材として使えるという。

またニキとモモは、旅の途中で不思議な出来事や困難に遭遇。“コーデの力”がニキの進むべき道を示し、多彩で豊かな物語を描いていくとのことだ。ティザーPVではリッチなグラフィックで描かれた本作のコンセプトを確認可能。ニキが草の生い茂る遺跡を、コーデの力でふわりと飛び上がりながら探索するシーンも見られる。瞬時にコーデを切り替えて、能力を変化させることもできるようだ。またモモをプレイアブルキャラとして操作する場面や戦闘シーンも存在。コーデの切り替えによるさまざまな要素が用意されているのだろう。



本作を手がけるのは中国に拠点を置くPapergames。同社が手がける着せ替えゲームアプリ「ニキ」シリーズは、全世界でダウンロード数1億回を突破しているという人気シリーズだ。そして同社は先日、唐代末期の中国を舞台にしたダークなオープンワールドアクション『百面千相』を発表していた。従来のPapergames作品から大きくジャンルを変えたタイトルを開発する一方で、このたび「ニキ」シリーズのオープンワールド化も打ち出されたわけだ。

IGN Chinaによると、本作のエグゼクティブプロデューサーは冨永健太郎氏が担当するという。同氏は任天堂で『ゼルダの伝説』シリーズなどに携わった人物だ。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』本編においてはゲームデザイナーを担当し、DLC開発ではディレクターを務めていた。同氏が開発に参加したきっかけは、本作『インフィニティニキ』のコンセプトにあるという。「着せ替えオープンワールドゲーム」の開発は、前例のない非常に新鮮な経験であり、新たな挑戦として本作に携わろうとしたそうだ。

【UPDATE 2022/11/30 19:32】
冨永氏がエグゼクティブプロデューサーを務める点を追記

『インフィニティニキ』は、Papergamesの日本支社であるニキ株式会社から国内向けにも発表されており、国内発売も期待できそうだ。人気着せ替えゲームの持ち味は、オープンワールドにどのように落とし込まれるのだろうか。続報に期待しておこう。

インフィニティニキ』はPC/PlayStationおよびiOS/Android向けに開発中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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