Nintendo Switch向け『テレネット シューティング コレクション(仮)』発表。STGゲーム4作品を復刻ひとまとめ


株式会社エディアは11月22日、「テレネットリバイバル」プロジェクト第1弾として『テレネット シューティング コレクション(仮)』を発表した。日本テレネットの作品4タイトルをNintendo Switch向けに復刻し、ひとまとめにした作品だ。発売日は2023年6月以降を予定している。現在クラウドファンディングサービスMakuakeにて支援を募ると共に、先行予約販売を開始している。


「テレネットリバイバル」とは、日本テレネットの往年の人気ゲームを復活させるプロジェクト。日本テレネットは、1983年にパソコンゲームメーカーとして設立され、パソコンやPCエンジン、メガドライブなどで数々のタイトルを送り出したゲームソフト制作会社だ。「テレネットリバイバル」第1弾としては同社のシューティングゲーム4タイトルをNintendo Switch向けに復刻。ひとまとめにして、『テレネット シューティング コレクション(仮)』としてリリース予定となっている。収録タイトルは以下のとおりだ。


グラナダ


『グラナダ』はメガドライブ向けに、1990年に発売されたタイトルだ。プレイヤーは戦車型の機動兵器グラナダを操作して、ステージ上のクリアポイントを破壊しつつ、最後に出現するボスを倒すとステージクリアとなる。攻撃方向を固定できる点がポイントで、進行方向以外への攻撃をどうおこなうが攻略の鍵となる。


アヴェンジャー


『アヴェンジャー』はPCエンジン向けに、1990年に発売されたタイトルだ。プレイヤーは最新戦闘ヘリ「AVENGER」を操作して、主力兵器、支援兵器、特殊兵器の3つの装備を駆使して戦う。機首を固定して射撃できるといった戦闘ヘリらしい挙動や激しい攻撃による高い難度などが特徴だ。また、ミッション選択によるシナリオ分岐システムが採用されている。


ガイアレス


『ガイアレス』はメガドライブ向けに、1990年に発売されたタイトルだ。プレイヤーは若きパイロットのディアスとなって、地球に迫る反乱軍ガルファーと戦う。オプションの特性を上手に使って自機をパワーアップさせ、戦闘をすることが攻略の鍵となる。


サイキックストーム


『サイキックストーム』はPCエンジン向けに、1992年に発売されたタイトルだ。戦いが繰り広げられるのは、超巨大ボスが待ち受ける7つのステージ。4機種で異なる攻撃方法や変形攻撃「サイキックストーム現象」を駆使して謎の生命体シングを撃破していく。2人同時プレイも可能となっている。

以上4タイトルが『テレネット シューティング コレクション(仮)』の収録作品となる。Makuakeでの先行予約販売は12月26日まで実施予定。支援額は「DLコードコース」の6000円からとなっており、同コースでは一般販売予定価格7480円から1480円オフとなる価格で購入可能だ。DLコードは購入者に向けて、2023年6月26日までに提供予定とされている。そのほかゲームのDLコードのほかに各種特典が付属するコースも用意。詳細はこちらのMakuakeプロジェクトページを確認されたい。

なお株式会社エディアは過去にも、テレネットの人気シリーズの復刻となる『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION I・II』をNintendo Switch向けにリリース。さらに同じく『コズミック・ファンタジーCOLLECTION』もNintendo Switch向けに、12月15日の発売が予定されている。そうしたタイトルに続けて、このたびさらなるテレネット作品のNintendo Switch向け復刻が打ち出されたわけだ。なお今回のクラウドファンディングの状況により、テレネットの他タイトルの復活プロジェクト立ち上げも随時検討されるとのことである。

Nintendo Switch向け『テレネット シューティング コレクション(仮)』の先行販売は12月26日まで実施中。先行購入者向けDLコードは来年6月26日までに提供予定。一般発売日は2023年6月以降を予定している。