機械からギターまでなんでも修理シム『The Repair House』発表。分解修理に再塗装、人気PC組み立てゲームの生みの親が手がける

パブリッシャーのFireshine Gamesは11月18日、『The Repair House』を発表した。本作はさまざまな物を分解修理するゲームだ。

パブリッシャーのFireshine Gamesは11月18日、『The Repair House』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『The Repair House』はさまざまな物を分解修理するゲームだ。客からの依頼を受け、物を分解して修理。必要があれば再塗装して新品同様に修復し、客のもとに送り届けよう。

登場する修理品はさまざま。エレキギターやアーケード筐体、機関車やブルドーザーのおもちゃに至るまで、あらゆる物を分解して直すのだ。汚くなった塗装はサンドブラストでこそぎ落とし、綺麗に塗り直せば新品同然。客の依頼で修理を請け負ってもいいし、自発的に何かを修理して部屋中の棚を“新品”で埋めつくすのもいい。

自分から修理すべき物を探す場合、古い納屋を探索して掘り出し物を見つけることもできるという。納屋の所有者と交渉して発見した物を買い取って、拠点でせっせと修理。オークションに売り出せば、購入時よりもはるかに高額で売却することができるだろう。またゲーム内のオークションは売るだけでなく、出品されている物を買うことも可能とのこと。コレクションに足りない物を競り落とし、棚に並べてほくそ笑むのだ。


本作を手がけるのはClaudiu Kiss氏が設立したルーマニアのスタジオQuantum Logic Games。Kiss氏はPC組み立てシム『PC Building Simulator』の生みの親。同作はSteamストアレビューにて約3万6000件のレビューを集め、そのうち94%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得する人気作だ。同氏はプロトタイプとなるitch.io版を手がけ、その後The Irregular Corporationが開発を引き継ぎ。The Irregular Corporationからは続編となる『PC Building Simulator 2』もEpic Gamesストア向けに発売中だ。

本作『The Repair House』は、PCを「組む」ゲームから打って変わって、さまざまな物を「直す」ゲームとなる。一方で、何かを分解して組み立て直すゲームプレイには、Kiss氏の過去作のエッセンスが受け継がれていそうだ。人気作のクリエイターが率いるスタジオが送る、新たな分解組み立て系ゲームの登場を楽しみにしておこう。


『The Repair House』はPC(Steam)向けに発売予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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