カルト潜入実写ドラマアドベンチャー『The Isle Tide Hotel』発表。謎多きカルト団体から娘を救う、マルチエンディングな物語

Wales Interactiveは11月16日、『The Isle Tide Hotel』を発表した。主人公の父親が娘をカルト団体から救い出そうとする、実写アドベンチャーゲームだ。

Wales Interactiveは11月16日、『The Isle Tide Hotel』を発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo SwitchおよびiOS/Android。Steamストアページ表記によれば、2023年第2四半期発売予定。日本語表示にも対応する。

『The Isle Tide Hotel』は、実写アドベンチャーゲーム。舞台となるのは、カルト団体が集うThe Isle Tide Hotel。カルト団体はこのホテルに3年に一度3日間集い、奇妙な儀式をおこなうという。そして本作の主人公Josh Maloneは、家族と離別した父親だ。彼の娘は、カルトの創設者であるAniston博士に捧げられようとしていた。主人公は娘をカルト団体から救い出すべく、儀式の最終日に団体の調査に乗り出す。

本作ではプレイヤーのすべての決定が、ストーリーに影響を及ぼすという。ホテルに忍び込めるか、あるいはカルト団体にうまく潜り込めるかといった、物語の展開はプレイヤーの選択次第となるようだ。またサイドクエストや隠された物語も用意されているという。ストーリー展開は14種類にも分岐し、エンディングは7種類用意されているとのこと。進行に応じて利用可能なゲーム内のチャプタースキップ機能も用意されているとのことで、周回プレイ時には嬉しい機能となるだろう。

作りこまれた物語も本作の魅力となるそうで、歴史と掟も緻密に設定されているというカルト団体にも注目だ。そしてゲーム内にはイースターエッグのほか、隠しエンディングにつながるという不可解なメモ書きも存在するという。細部まで注意深く観察しながらプレイする必要がありそうだ。


本作は英国に拠点を置くWales InteractiveとInterflix Mediaが共同で手がけている。Wales Interactiveはこれまでホラーゲームや、実写ADVゲームを複数リリースしてきたパブリッシャー兼デベロッパーだ。一方Interflix Mediaはインタラクティブコンテンツを制作する企業とのこと。同社は選択によってユーザー好みのストーリーが展開するインタラクティブな作品を手がけているそうで、これまで複数の映像作品をリリースしている。そんな両社がタッグを組んで手がける『The Isle Tide Hotel』。個性的で謎多き物語が展開しそうな、実写ADVの登場を楽しみにしておこう。


『The Isle Tide Hotel』は2023年第2四半期リリース予定。対応プラットフォームは、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo SwitchおよびiOS/Android。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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