デッキ構築型サバイバルADV『ハテナの塔 -The Tower of Children-』1月19日リリースへ。地上の楽園を目指して塔を下る物語

パブリッシャーの集英社ゲームズは11月10日、『ハテナの塔 -The Tower of Children-』を1月19日にリリースすると発表した。PC(Steam)版にくわえて、新たにNintendo Switch版の発売も告知されている。

パブリッシャーの集英社ゲームズは11月10日、情報番組「Indie World」内で『ハテナの塔 -The Tower of Children-』を1月19日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。現在Steamにて無料デモ版が配信中だ。

『ハテナの塔 -The Tower of Children-』は、デッキ構築型のサバイバルアドベンチャーゲーム。世界の果てのそのまた果てにあるという、果てのない塔が舞台だ。塔の上には、子どもたちが暮らしている。過酷な塔の上で暮らす彼らは生きるため、そして地上にあるという楽園を目指して、塔を下る冒険に出かけるのだ。


塔に現れる敵との戦闘は、カードを使って進めていく。攻撃や防御といったそれぞれの行動に対応したカードを、手札から選択するかたちだ。敵が次にとる行動は表示されているため、敵の攻撃にあわせて防御するといった判断が重要になってくる。手札に使いたいカードがない時は、シャッフルして手札を引き直すことも可能だ。


こうしたカードを使った戦闘はターン制ではなく、リアルタイムに進行する。相手の攻撃をタイミングよくガードすることで相手の体勢を崩す、剣のカードを重ねて使うことでダメージがアップするといった仕組みを利用しながら、戦闘を有利に進めていくのだ。20人の子どもたちはそれぞれがデッキやパッシブスキルを持っており、さらに3種のジョブ、70種類以上のカードが登場する。これら子どもたちのジョブや組み合わせによって、戦術も多彩に変化するという。冒険を進めるか、食料を集めて引き返すかといった判断に迫られる場面もありそうだ。


本作は集英社ゲームズが運営する開発者支援コミュニティ「集英社ゲームクリエーターズCAMP」の支援タイトルとして、2021年9月に発表された。当初はPC(Steam)のみ対応としていたが、今回新たにNintendo Switch版が発表されたかたちだ。本作の開発を手がけるのは、日本のゲーム会社のタストα。ディレクターは『ロリポップチェーンソー』の池田トム氏、キャラクターデザインは漫画「ルリドラゴン」の作者眞藤雅興氏が務める。

『ハテナの塔 -The Tower of Children-』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに1月19日発売予定。価格は2500円(税込)。


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Aya Furukawa
Aya Furukawa

主にニュースを担当。ビジュアルや世界観にこだわりのあるゲームが好きです。

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