『サイバーパンク2077』最新アプデで“豊胸ポロリ”問題修正される。そのほかいろいろ修正


CD PROJEKT REDは11月8日、『サイバーパンク2077』にパッチ1.61を配信した。多岐にわたる問題修正・仕様変更のほか、“豊胸”にまつわるとある不具合も修正されている。


パッチ1.61では、多岐にわたる不具合が修正されている。まず、ジョブおよびオープンワールドについては、多数のジョブやミッションにおいて、時おり進行や完了が不可能になっていた問題が修正。またグラフィック面での調整点としては、NPCたちの傘の色や形にバリエーションが追加。さらにマップ上に浮遊したり意図しない場所にあったりするオブジェクトが修正されているとのことだ。

さらにグラフィック面での不具合修正で注目したいのは、リパードクでの“豊胸”に関する問題が修正された点だ。リパードクとは、本作においてさまざまなパーツで身体改造をおこなえるショップ。前回アップデートとなるパッチ1.6からは、リパードクにて外見の変更も可能となった。ニューゲーム時に女性代名詞で呼ばれるVの体型を選択していた場合、胸のサイズも変更可能。リパードクでの“豊胸”も可能となったわけだ。


しかし“豊胸”には代償も伴ったという。1.61のパッチノートによれば、リパードクのクリニックでVの胸のサイズを変更した後、胸が衣類を貫通する問題が発生していたことが伝えられている。なお弊誌でパッチ1.6環境にて確認したところ胸を「大きい」、乳首タイプを「なし・2・3」に変更した場合に、胸が衣服を貫通する問題を確認できた。とはいえ1.61以降は、そうした思わぬ露出をしてしまう心配はないだろう。

ちなみに本作においてはゲーム発売直後、胸だけでなく男性器がポロリと衣服を貫通してしまう不具合が発生。ホットフィックス1.05にて早期に修正された(関連記事1関連記事2)。そうしたポロリ事案が、パッチ1.6でのリパードクの外見の変更機能追加に伴って胸で発生してしまったわけだ。今回のパッチ1.61配信により、今後は安心して豊胸手術に臨めるだろう。


そのほか、パッチ1.61ではPC/次世代機版においてAMDの超解像度技術FidelityFX Super Resolution 2.1(以下、FSR 2.1)に対応。これまで本作でFSR 2.1を利用するためには、PC版でユーザー制作のModを用いるしかなかった。このたび公式サポートが実現し、Modを導入せずとも対応グラフィックボードでの超解像度技術の恩恵を受けられるようになったわけだ。また次世代機版もFSR 2.1に対応したため、グラフィックやパフォーマンスの向上が期待できるだろう。

『サイバーパンク2077』は、PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中。そして拡張パック「仮初めの自由」は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年配信予定だ。パッチ1.6の追加要素とクロスオーバーするアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」は、Netflix向けに現在配信されている。