『ポケモンSV』のポケモンはサイズのバリエーションが多彩。“9変化”するサーナイトのかわいさと頼もしさ

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』にて、ポケモンの個体によるサイズの違いが分かりやすく比較された画像をユーザーが投稿。あどけなさ、あるいは頼もしさを感じるサーナイトの“9変化”が注目を集めている。

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』では、ポケモンの個体によるサイズの違いが存在する。このたび、あるユーザーが最大から最小までを分かりやすく比較した画像を投稿。あどけなさ、あるいは頼もしさを感じるサーナイトの“9変化”が注目を集めている。

https://youtu.be/KZLYAWhKQFI


『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下、ポケモンSV)は、『ポケットモンスター』シリーズの最新作。ゲームフリークが開発を手がける。本作ではオープンワールドを舞台に、ほぼ境目なく広がる街や大自然を楽しめる。本作においても、ポケモンたちには個体によるさまざまな個性が用意。能力値の育ちやすさに関わる性格や、能力値の違いをもたらすいわゆる個体値。ごく低確率で出現する色違いポケモンも健在だ。

そして『ポケモンSV』にはそうした個性に加えて、ポケモンたちにサイズの違いも存在する。サイズの目安については、テーブルシティの花壇付近のキャラが判定してくれる。キャラのメッセージとしては、「ザ・標準!」から「イッツ ア スモール/ビッグ ポケモン!!!」まで、さまざまな判定が存在。全9段階のサイズが用意されている。多くのユーザーたちはそうした判定から、各サイズを3XS~3XLと呼称している。

このたび本作のポケモンの、各サイズの違いを分かりやすく比較した画像が注目を集めている。先日、TwitterユーザーのMoot /ムート氏はサーナイトの9段階のサイズを並べた画像を投稿。約18万いいね・約3万RTが寄せられている。


「あなたはどれを選ぶ?」としてMoot氏が投稿した画像では、3XSから3XLまで9段階のサイズのサーナイトが比較されている。たとえば真ん中の段となるS・M・Lはトレーナーと同じくらいの背丈。一方で3XSではトレーナーから頭ひとつ分ほど小さくなり、サーナイトがトレーナーを見上げるサイズ感に。逆に3XLではトレーナーから頭ふたつ分ほど大きくなり、迫力のあるサイズ感となっている。

また背丈だけでなく体の大きさも増しており、3XLでは頭のサイズもかなり大きいことが分かる。あどけない印象の最小サイズ、そして包容力を感じる最大サイズ。同じサーナイトながら、サイズの違いで見た目の印象は大きく変わるわけだ。

もちろんポケモンのサイズはサーナイトに限った話ではなく、ほとんどすべてのポケモンに設定されている。元から大きいポケモンであれば、サイズの差はさらに顕著。ヘイラッシャやリキキリンは、“大物”では以下のような違いになるという。運よく最大サイズと出会えれば、ヌシポケモンを思わせるほど巨大なポケモンをゲットできるわけだ。


なお過去の『ポケットモンスター』シリーズにおいて、サイズは長らく一部ポケモンのみに設定された要素であった。たとえば『ポケットモンスター 金・銀/ハートゴールド・ソウルシルバー』では、いかりのみずうみにてコイキングのサイズを測定できるミニイベントが存在。サイズはいわゆる個体値によって変化していたとされている。なおそうした作品においては、グラフィック上の違いは存在しなかった。

一方『ポケモンレジェンズ アルセウス』では登場ポケモンのほとんどにサイズが設定され、グラフィック上でもポケモンの大きさが変化するように。オヤブン(Alpha)と呼ばれる強大なポケモンも存在し、通常のサイズとは一線を画する大きさであった。トレーナーとの比較では、オヤブンは『ポケモンSV』の最大サイズを凌駕しているようにも見える。

https://twitter.com/MxxxRymac/status/1600206980031066112


本作『ポケモンSV』でのサイズの違いは、『ポケモンレジェンズ アルセウス』から受け継がれた要素でもあるわけだ。本作では登場ポケモンも大幅に増えており、サイズの違いをより楽しめることだろう。色違いとはひと味違う見た目のバリエーション要素となりそうだ。すでに捕まえたポケモンでも、好みのサイズを探して粘ってみるのもいいかもしれない。

なおいずれのポケモンも最大/最小サイズはかなり珍しい。探す際には、サンドウィッチの食事効果「でかでか/ちびちびパワー」を発動させるといいだろう。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』はNintendo Switch向けに発売中。


※ The English version of this article is available here

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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