Steamローグライトアクション『Soulstone Survivors』早期アクセス配信開始しロケットスタート。1万人以上が遊び評価も上々

デベロッパーのGame Smithingは11月8日、『Soulstone Survivors』を早期アクセス配信開始した。ヒット作『Vampire Survivors』に似通った要素が見られる、見下ろし型の3Dアクションゲームだ。

デベロッパーのGame Smithingは11月8日、『Soulstone Survivors』を早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応している。無料体験版からユーザーの好評を集めていた本作は、早期アクセス配信版も変わらず高い評価と人気と獲得している。

『Soulstone Survivors』は見下ろし型の3Dアクションゲームだ。ゲームプレイとしては、ヒット作『Vampire Survivors』やそのベースとなった『Magic Survival』と似通った要素が盛り込まれている。「攻撃は自動的に発動する」「群がる敵を倒してパワーアップを獲得し、力をインフレさせていく」「倒されると基本的に一からやり直しになる」などの要素だ。さらにスキルを強化してビルドを構築していくという、『ディアブロ』などのハック&スラッシュ系ゲームを彷彿とさせる要素も持ち合わせている。

本作は日本時間11月7日21時ごろの早期アクセス配信を開始した。その後、Steamの同時接続プレイヤー数は瞬く間に1万人を突破。ピーク時には約1万2000人を記録しており、かなりの盛況を博している(SteamDB)。また本稿執筆時点でSteamユーザーレビューは446件中92%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。早期アクセス配信開始直後から、高い人気と評価を獲得しているわけだ。


本作は無料体験版となる『Soulstone Survivors: Prologue』が、今年8月27日より配信されている。こちらも好評を博しており、Steamユーザーレビューでは約3500件のレビューを集め、そのうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。体験版での前評判が、早期アクセス配信開始時の人気につながった形だろう。

またTwitch視聴者数の多さにも注目したい。SteamDBによれば本作のTwitch視聴者数は早期アクセス配信開始後、ピーク時には約4万3000人を記録している。人気ストリーマーが本作を配信しているだけでなく、人気作『Vampire Survivors』に似たゲームプレイや高い前評判が視聴者の興味を引いている側面もありそうだ。

先に配信されていた無料体験版と早期アクセス配信版の違いとしては、早期アクセス配信版ではアンロック可能なキャラやマップが追加。また豊富な種類のスキルなども追加されてゲームプレイのランダム性も強まり、リプレイ性が大きく向上している。Steamユーザーレビューでは、さらに遊びごたえが増した点が体験版をやり込んだプレイヤーからも評価を受けている。


Steamストアページの記載によれば、本作早期アクセス配信期間は1年未満となる予定。現状のコンテンツは、正式リリース時点で実装が見込まれている内容の約半分とのことで、今後もますます遊びこめるゲームとなっていきそうだ。早期アクセス配信のロードマップも公開されており、今後200以上のスキル、80以上の武器、5つのマップ、7体のキャラなどが追加されていく見込みだ。なお本作の価格は1200円。正式リリース時に引き上げとなる可能性があるとのことなので、気になる人は早めに購入しておくといいだろう。

本作を手がけるのはGame Smithing。Allan Smith氏とAlex Sandro Marinho氏の2人チームによるデベロッパーだ。現在本作とは別に、ローグライトアクション『Rogue Soulstone』も開発されており、2023年のリリースが予定されている。Steamストアページによればこちらも日本語表示に対応するとのことなので、楽しみにしておこう。

『Soulstone Survivors』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。価格は1200円。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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