パブリッシャーのABE Entertainment Limitedは11月7日、VR向けシューター『Space Shells』を12月6日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によれば、12月7日に配信予定。
『Space Shells』はVR専用のSFシューターだ。本作はジャンルとして「ローグライトSci-Fi VRゲーム」を謳っている。プレイヤーはロボットとして宇宙船に侵入。銃やグレネード、時には拳を振るって敵を粉砕していく。ローグライト要素として、ミッションはランダム生成。それぞれ敵の種類や配置、達成目標が異なるそうだ。またミッション難易度は、ごく簡単なものから悪夢のように難しいものまで選択可能とのこと。そしてミッションを達成していくことで、武器および弾薬のアップグレードが可能になるという。また、新たな武器やshell(体)のアンロックも進行していくようだ。
トレイラーでは、ハンドガンを両手に装備した二丁拳銃プレイや、片手に金属板を構えて盾のように扱うシーンが確認できる。VRゲームの特徴を活かした、両手を駆使するゲームプレイが持ち味となりそうだ。そのほか動画やSteam紹介ページでは、銃を敵に投げつけたり、殴りつけたりして敵を粉砕する場面も見られる。幅広い攻略手段も本作の魅力となるのだろう。
本作を手がけるのはロシア・ウリヤノフスクを拠点とするmobirate。過去にはモバイル向け作品を複数リリースしてきたスタジオだ。同スタジオは現在、本作のほかに2Dメトロイドヴァニア『Space Station』を開発中。2023年第1四半期のリリースが予定されており、デモ版も配信中だ。同作のリリースに先がけて、本作『Space Shells』の早期アクセス配信が開始される格好となる。
『Space Shells』の早期アクセス配信は2023年末までに終了する予定とのこと。正式リリースに向けて、新たな敵やボス、武器やミッションのほか、Lock PickingやEnergy System Hackingといったゲームプレイ要素の追加も予定されているという。またプレイヤーのフィードバックにも耳を傾け、ゲーム体験を洗練していくそうだ。なお早期アクセス配信時の価格は19.99ドルとのことで、Steamの基準では2000円程度に設定される見込み。正式リリースに向けたコンテンツ拡充に伴い、値上げも予定されているとのことだ。
『Space Shells』はPC(Steam)向けに、VR専用タイトルとして12月7日早期アクセス配信開始予定だ。