AMDは11月4日、新型GPU「Radeon RX 7900 XTX」「Radeon RX 7900 XT」を発表した。現地時間で今年12月13日より発売予定。価格はRX 7900 XTXが999ドル(約14万8000円)、RX 7900 XTが899ドル(約13万3000円)となる見込みだ。
「Radeon RX 7900 XTX」「Radeon RX 7900 XT」は、初の「Radeon RX 7000」シリーズとなる新型GPUだ。特徴としては、新たなRDNA 3アーキテクチャを採用。第2世代レイトレーシング・アクセラレーターやAIアクセラレーターをサポートしているとのこと。また、個別のパーツを統合してGPUとしてパッケージ化する「チップレット」設計を採用しているのも特徴だ。いずれのGPUも、次世代レベルのパフォーマンスと電力効率を実現するという。
実際のゲームでのパフォーマンスとしては、「Radeon RX 7900 XTX」の場合、4K解像度・最高画質設定の『Call of Duty: Modern Warfare 2』では最大139fps。同じく 4K解像度・最高画質設定そしてレイトレーシングONの『バイオハザード ヴィレッジ』では最大138fpsでプレイ可能だという。ほかには、AMD Radiance Displayエンジンにより、DisplayPort 2.1との組み合わせで12 ビット HDR・REC2020色空間の全域をカバー。最大8K・165Hzにて色精度の高い描画が可能となるという。「Radeon RX 7900 XTX」「Radeon RX 7900 XT」の基本使用は以下のとおり。さらなる詳細は公式サイトを確認してほしい。
「Radeon RX 7900 XTX」「Radeon RX 7900 XT」は、現地時間で今年12月13日より発売予定だ。