Gaddy Gamesは11月4日、『Plan B: Terraform』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、早期アクセス配信が予定されている。Steamストアページによれば、日本語表示にも対応予定だ。
『Plan B: Terraform』は惑星をテラフォーミングするシミュレーションゲームだ。地球は温暖化により、壊滅を待つ状況にあった。人類が生き残るためには「プランB」が必要とされていた。プレイヤーは新たに発見された惑星において、テラフォーミングプロジェクトを遂行することになる。
プレイヤーは鉱物を採掘し、加工して都市に輸送。居住区を拡張していく。わずかな住民からスタートし、百万人以上の規模まで都市を成長させることも可能だそうだ。そして温室効果ガス工場などのテラフォーミングシステムを構築し、徐々に大気を暖めていく。氷を溶かして雨を降らせ、最終的には川、海をもたらすのだ。
その後一定の条件を満たせば、木を植え、広大な森を作っていくこともできるという。そうしたゲームプレイは、温室効果と水循環メカニズムを学べるシステムにもなっているそうだ。なおマップとなる巨大な惑星は、100万以上のヘックス(マス目)で構成されているとのこと。
本作を手がけるのは、フランスを拠点とするデベロッパーの Gaddy Gamesだ。同スタジオは過去にSteam向けに2Dサンドボックス型タワーディフェンス『Dig or Die』をリリースしている。同作はSteamユーザーレビューでは3532件中90%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。敵の襲来に備えながらクリアを目指すという特徴的なゲームサイクルは、ユーザーから一定の評価を受けている。
なお本作『Plan B: Terraform』はSteamでの早期アクセス配信を予定しているとのこと。期間としては2024年初頭までの約1年間を見込んでいるそうだ。早期アクセス配信開始時には、人口100万人達成や惑星に森を茂らせる段階までプレイ可能とのことだ。ただストーリー要素は導入部のみとなり、アイテム数も限られているという。
早期アクセス配信中には、ストーリーテリング要素を含む新要素の追加が予定されているとのこと。なお早期アクセス配信期間や追加要素については、ユーザーのフィードバックを反映して変更となる可能性もあるそうだ。価格については、メジャーアップデートごとに段階的に上げていく予定とのこと。
『Plan B: Terraform』はPC(Steam)向けに近日早期アクセス配信予定だ。