老舗オンラインFPS『スペシャルフォース 2』が“二度目”のサービス終了。合計サービス期間9年にも及ぶ大往生

HappyTukは10月31日、『スペシャルフォース 2』のサービスを終了した。10年前に最初のサービスが開始された老舗オンラインFPSが、再び幕を下ろしている。

HappyTukは10月31日、『スペシャルフォース 2』のサービスを終了した。10年前に最初のサービスが開始された老舗オンラインFPSが、再び幕を下ろしている。

『スペシャルフォース 2』は、韓国のデベロッパーDragonflyが開発した、オンラインFPSである。本作でプレイヤーは、基本的には2つの陣営に分かれてゲームへ参加し、主に銃火器を使った戦いを繰り広げる。ゲームモードとしてはチームデスマッチや爆破、PvEのサバイバルなど多数のルールが存在。多人数が参加する戦場が、ゲームモードごとに異なる勝利条件と共に展開されていた。また2012年当時の記載によれば、Unreal Engine 3で表現された臨場感のある戦場や、本物の銃から録音された銃声なども、特徴となっていたようだ。

本作は国内向けには、当時NHN JAPANが運営していたポータルサイト「ハンゲーム」上で、2012年7月12日に正式サービスがスタートされた。2012年6月に実施されたオープンベータテスト時には、会員登録数が10万IDを突破。正式サービス開始後は、新モードやキャラクター(アバター)を含むアップデートが展開されていたが、2018年10月31日をもってハンゲーム上でのサービスが終了された。

しかし『スペシャルフォース 2』国内版は、HappyTuk(樂意傳播股份有限公司)の元で復活を遂げ、2019年10月1日より2度目の正式サービスが開始される。以降、約3年間に渡ってサービスとアップデートが続けられてきたが、10月21日にサービス終了時機が告知され、本日10月31日12時をもってサービス終了を迎えたわけだ。サービス期間はそれぞれ、ハンゲーム上では約6年、HappyTukへ移ってからは約3年に渡っている。最初の国内サービス開始から10年、合計サービス期間は9年以上に及んでおり、基本プレイ無料のオンラインFPSとしては大往生といえるだろう。

スペシャルフォース 2』は、本日10月31日12時をもって正式サービスが終了されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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