『Apex Legends』現役プロが恐ろしい“プレデター狩り”を動画で報告。みっちり大量の暴徒、笑うしかないプロ

Image Credit: Wxltzy on Twitter
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Apex Legends』にて、1人のプレイヤーが異常に大量の敵から付け狙われる様子を収めた動画が投稿され、注目を集めている。多数の敵から狙われた原因は、投稿者が“上手すぎる”ことにあった。


『Apex Legends』はRespawn Entertainmentが手がけるオンラインFPS。メインとなるバトルロイヤルモードでは、1~3人の部隊でマッチに参加。マップの上空を横断するドロップシップから降下してチャンピオンを目指す。バトルロイヤルモードではカジュアルマッチのほかに、ランクマッチも用意。上位750人のプレイヤーには、最上位ランクであるプレデターの称号が与えられる。


迫る大群

今回、そんなプレデターに降りかかったとある惨劇が海外ユーザーの注目を集めている。惨劇に見舞われたのは、eスポーツチームMoist Esports所属のWxltzyことBen Walton氏。同氏は10月28日、自身のTwitterに短い動画を投稿。マッチ開始直後から展開した異常事態を伝えている。

動画はカジュアルマッチでのストームポイントでのプレイ映像を収めている。Wxltzy氏の使用レジェンドはヴァルキリーだ。映像はドロップシップからの降下途中からスタート。同氏の部隊はマップ内エリアであるバロメーターを目指しているようだ。そして同エリアを目指す部隊はほかにも存在。同氏が自身の後ろを確認すると、多数の別部隊が確認できる。しかし同氏が「見てろ」といいながら軌道を変更すると、無数の敵が同氏に追随してきたではないか。偶然進行方向が同じだったわけではなく、敵プレイヤーたちは明らかに同氏を追いかけている。一人一人がこちらをつけ狙っていると考えれば、なかなか恐ろしい光景だ。

一方のWxltzy氏は、追跡者たちのあまりの数の多さに驚きつつも楽しげなリアクションを示している。さらに同氏は彼らの数を数えてみようと思い立ち、あえて平坦な水場のエリアに着陸。続く追跡者たちも次々と同氏の元に着陸した。同時点の映像から数えてみると、少なくとも13人の迫り来る敵が確認できる。4部隊ほどが同氏1人をつけ狙っているわけだ。

Image Credit: Wxltzy on Twitter


水場のエリアは武器などのアイテムも落ちていないため、追跡者たちは素手でWxltzy氏に攻撃を試みている。ヒューズのナックルクラスターなどのアビリティも駆使しながら、執拗に同氏をつけ狙う刺客たち。同氏は逃げながら仲間との合流を目指し、背後にミサイルスワームを発射するテクニックを狙うも失敗。折悪く襲来した敵のミサイルが直撃し、ダウンしてしまったようだ。

いったいなぜWxltzy氏は大人数に狙われていたのか。動画内ではWxltzy氏が追跡者たちが“Pred-Punching”であると言及しているシーンがある。これらの敵はPred-Punching、つまりプレデターランクのプレイヤーをマッチの早期に叩こうという狙いのもと集っていたわけだ。

なおWxltzy氏は先述のとおり、現役プロ選手かつ直近の配信からは現在のランクがプレデターであると確認できる。一方で本作では、マッチ中に敵のプレイヤー名を確認する術は基本的に用意されていない。キルログからある程度の推測が可能な場合もあるものの、今回はマッチ開始直後から同氏をつけ狙うプレイヤーが殺到していた。同氏はなぜ“プレデター”だとバレてしまったのだろうか。


ダイブ軌道のデメリット

これには、「ダイブ軌道」という装飾アイテムが関係している。ダイブ軌道は前シーズン終了時に、ダイヤ以上のランクに到達していたプレイヤーに対して贈呈。メインメニューで設定しておくことでドロップシップからの降下時などに適用され、ブースト噴射が特別なエフェクトに変化する。そしてエフェクトは前シーズン最終到達ランクに応じて異なるため、ダイブ軌道から装備者のプレイヤースキルをある程度判断できるようになっている。なおダイブ軌道は一部例外を除き、贈呈されたシーズンでしか使うことができない。そのためダイブ軌道の装備者は、前シーズンのランクマッチで一定の活躍を見せていることになる。

そして今回の動画では、Wxltzy氏のダイブ軌道に赤みがかったエフェクトが見られ、プレデターのダイブ軌道を装備していることがわかる。追跡者たちは、ダイブ軌道から同氏を前シーズンのプレデターと判断して集っていたわけだ。いずれのプレイヤーも、凄腕のプレイヤーが装備を整える前に倒してしまおうという魂胆だろう。

なおWxltzy氏のクリップはインフルエンサーのJake Lucky氏が引用し、こちらも多くのユーザーから注目を集めている。さらにLucky氏のツイートには、同様の被害にあった別のユーザーが、自身が8月に投稿したクリップを紹介。こちらも数多くのプレイヤーがプレデターのダイブ軌道に呼び寄せられ、着地後も血眼になって追いかけてくる様子が確認できる。過去にも“Pred-Punching”あるいは“プレデター狩り”の事例は見られたわけだ。


プレデター狩りにまつわる議論

上記のプレデター狩り被害者たちのリアクションからは、無数のプレイヤーが迫りくる異様な光景を楽しんでいる様子も見られる。一方でプレデター狩りが横行している点については、不満を示すユーザーもいる。海外掲示板Redditでは過去に、プレデター狩りの是非を問うスレッドが投稿されたこともある。投稿者はダイブ軌道を装備することがデメリットになっていると言及。複数のチームから狙われてパンチで倒され、半分以上のマッチが5秒以内に終わってしまうゲームを楽しむのは非常に困難だと述べている。

一方、スレッド内にはマッチ早期のプレデター狩りを戦略とみなすユーザーも存在。プレデター軌道を有しているような猛者が装備を整えれば、一般的なプレイヤーでは勝ち目が薄くなってしまうとの見解を示している。またあるユーザーは、プレデター狩りをおこなうようなプレイヤーたちにはそもそも、「プレデターに殺されるのを待つか、死に物狂いでその初動を狙うかの2択しか存在しないのだ」と説いている。プレデター軌道の猛者は、マッチ終盤まで生き残り続ける可能性も高い。初動で猛者を見逃せば、いずれ相手が万全な状態でまみえる可能性が高いわけだ。そのため猛者に対する勝率を高めるならば、自然と初動での戦いを選ばざるを得なくなるとの見解だろう。

そのほかスレッド内には、そもそも プレデター狩りを避けるには、ダイブ軌道を装備しないことだとする意見も複数見られる。プレデター軌道を装備していると危険を招いてしまう実態はあるだろう。

なおプレデターに限らずダイブ軌道は、一定の腕前を示すアイテムである。プレデター軌道ほどではないにせよ、ダイブ軌道が敵を呼び寄せてしまう可能性はあるだろう。一方で、せっかく努力して手に入れたダイブ軌道を、シーズン中は使い続けたいというユーザーもいるはずだ。プレデター狩りが巻き起こる現状では、たとえば味方だけにダイブ軌道を自慢できるようなオプションも求められるかもしれない。

ちなみにWxltzy氏は今回の投稿の前に、プレデター狩りを狙うプレイヤーたちを華麗に退けるクリップを投稿している。現役プロ選手ともあって、次々と迫りくる刺客を撃退する手並みは鮮やかだ。数の暴力で圧倒された投稿も含め、少なくとも同氏は熱狂的に追いかけてくるプレイヤーたちとの激闘を楽しんでいるようである。一部の猛者はダイブ軌道に装飾アイテム以上の楽しみを見出しているのかもしれない。

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なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。