ゲーム配信プラットフォームSteamにて、ピーク時の同時接続ユーザー数が3000万人を突破したようだ。同プラットフォームにおける近年の著しい成長は、いまだ留まるところを知らないようだ。
Steamは、Valveが運営するゲーム配信プラットフォーム。2003年に正式にローンチされ、現在ではPCゲームユーザーにとって定番のサービスとなっている。Steamのユーザーベースは近年特に拡大しており、2015年には同時接続ユーザー数が1000万人の大台を突破し、2020年には2000万人と記録を塗り替えている。そして今年に入り、昨日23日の深夜にかけて3000万人のユーザーが同時にSteamを利用(SteamDB)。さらに新たな記録が樹立されることとなった。
なお、Steamの利用者数は継続して右肩上がりの成長を遂げている様子だ。近年の利用者増の理由としては、続くコロナ禍の影響による生活の変化などが、中・長期的要因として考えられる。ほか、直近では『Call of Duty: Modern Warfare II』のキャンペーン早期アクセスや『The Sims 4』基本プレイ無料化など、人気作品の展開がユーザーを呼び込んだ様子だ。Steam同時接続者数が3000万人の大台に乗る、最後のひと押しになっただろう。
なお、Steamについては日本国内ユーザーの割合の増加傾向も見られる(関連記事)。Steam自体が成長を続けるなか、国内PCゲームシーンの発展も同じ歩調で進んでいくだろうか。