肌色多めローグライトTD『ダンジョンスクワッド』iOS版配信開始。肌色が黒タイツに変化

GameCoasterは10月15日、『ダンジョンスクワッド(DungeonSquad)』iOS版を配信開始した。キャラの“肌色が多い”本作Android版から、一部ドット絵に調整が加えられているようだ。

韓国のゲーム開発会社GameCoasterは10月15日、『ダンジョンスクワッド(DungeonSquad)』iOS版を配信開始した。日本語字幕に対応しており、価格は税込800円。Android版から、一部ドット絵に調整が加えられているようだ。


『ダンジョンスクワッド』は、戦闘と選択を繰り返して魔物たちを強化していく、ローグライク要素のあるタワーディフェンス作品である。本作の舞台は、終わりなき勇士たちの侵攻によりダンジョンが廃墟化し、魔界が破壊された世界だ。魔物たちは壊れた魔界を再建するため、勇士たちの拠点へ侵攻しようとしていた。本作でプレイヤーは、勇士たちの世界へ侵攻する魔神の使徒を選択。勇士たちから奪った資源や力で強化を繰り返しながら、戦いを展開していく。


本作では、1日ごとに魔神の使徒と勇士たちの戦いが発生する。魔神の使徒には、それぞれ固有のアビリティが存在。最初に選んだ使徒を除いて、使徒たちは勇士が目前に現れると自動的に攻撃をおこない、彼らを撃退しようとする。本作では、使徒の後方にある魔石が破壊されるとゲームオーバーになってしまうため、勇士を撃退して生き残りを目指していく。

戦いの後には、勇士たちの落とした物資や捕虜などが報酬として獲得可能。新たな使徒を配置したり、使徒に新たなアビリティを覚えさせたり、陣営を強化できる。報酬獲得時には、どのアビリティを強化するかなど、基本的に複数の選択肢が提示。たとえば捕虜を確保した場合には、「新たな使徒を配置する」「配置済みの使徒を強化する」「配置済みの使徒を別の使徒と入れ替える」「ランダムな使徒のスキルレベルを上昇させる」といった選択肢の中から強化を選ぶ。また使徒のアビリティの中には、味方全員が影響を受けるアビリティや状態異常、敵に対するデバフなども用意されている。使徒同士の組み合わせも重要になってくるわけだ。ランダム要素を交えた選択の繰り返しが待ち受けている。

そのほか、本作では魔石が破壊されると最初からプレイし直しになるが、永続的な強化要素も搭載。ゲーム内通貨によって使徒の解放や強化、機能の解放などをおこなうことでゲームプレイを有利に進められるようになっていく。なお、使徒の解放や初期選択使徒の攻撃自動化、ゲーム速度の変更については、課金での解放も可能となっている。


本作を開発してるのは、韓国のゲーム開発会社GameCoasterだ。過去作としては、2018年に『ダンジョンメーカー 』をリリース。選択による強化と果てしないゲームプレイが、多くのプレイヤーを惹きつけてきた。本作『ダンジョンスクワッド』においては10月7日にAndroid版、本日10月15日にiOS版が配信開始された。GameCoasterの10月7日のツイートによれば、iOS版は審査に時間がかかっているとされていたが、iOS版では一部表現が変更されている。本作には女性キャラクターが多数登場し、使徒や捕虜などは肌色の多いドット絵で描かれている。しかしiOS版においては、ケルベロスやダークペガサスのドット絵が一部黒タイツに変更。ほかに捕虜のドット絵などにも手が加えられており、グラフィックが調整されているようだ。

『ダンジョンスクワッド』はiOS向けに税込800円、Android向けに税込760円で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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