Steamゆるふわ神話ADV『Mythwrecked: Ambrosia Island』発表。ギリシャの神々とマブダチに、高評価ADV開発元が手がける

 

パブリッシャーのWhitethorn Gamesは10月13日、『Mythwrecked: Ambrosia Island』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによれば、日本語表示にも対応予定。

『Mythwrecked: Ambrosia Island』はアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、ギリシャ神話の神々が休息するアンブロシア島。主人公であるバックパッカーのアレックスは、旅の途中で巻き込まれた災難によって、この島へと流れつく。そしてアレックスは神々との友情を築きながら、島の謎を解き明かしていくことになるそうだ。

島にはアレスやアテナ、ヘルメスやハデスといったギリシャ神話の神々が暮らしているという。彼らは記憶を失っているとのことで、バラバラになった神様一家をふたたび結びつけることもゲームの目的となるようだ。また島の冒険の際には、「目録」が頼りになるという。目録は神々の居場所や、彼らの宝物を示してくれるようだ。宝物を正しい持ち主に返すことで彼らの記憶はよみがえり、島の呪いについての物語が明かされるという。


神々との会話や島の探索における発見により、神々との新たな話題がアンロックされるそうだ。新しい話題がアンロックされた神様を再訪すれば、役に立つ情報を得られる可能性もあるという。ただし、相手は神様なのでデリケートな話題にはいっそう気を付けよう。友情が深まるまで、そうした話題に触れるのは避けた方がいいようだ。

島の環境は、昼夜でガラリと変化するという。特定の時間帯にしか見られない場所やパズルも用意されているそうだ。なお、ゲームプレイには暴力的な要素は含まれないとのこと。また攻略に行きづまったプレイヤーの助けとなるような機能が用意されているという。広いユーザーが安心して遊べるゲームとなりそうだ。


本作を手がけるのは英国を拠点とするPolygon Treehouse。Guerrilla Gamesにてアートディレクターを務めたAlex Kanaris-Sotiriou氏率いるスタジオだ。過去には雪深い北欧が舞台のアドベンチャーゲーム『Röki』をリリースしている。同作は Steamストアレビューでは1488件中92%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得。数々のアワードも受賞している作品だ。こちらも非暴力的なゲームプレイが特徴。異種族との友情が描かれる心温まるストーリーなどが評価を受けているようだ。神と人との友情がテーマとなりそうな本作『Mythwrecked: Ambrosia Island』でも、スタジオの持ち味は活かされることだろう。

『Mythwrecked: Ambrosia Island』はPC(Steam)向けに発売予定だ。