『オーバーウォッチ2』にて、バスティオンらに利用制限が下る。アルティメット“絨毯爆撃”バグのせいか


Blizzard Entertainment(以下、Blizzard)は10月11日、基本プレイ無料FPS『オーバーウォッチ2』 において、プレイアブルキャラのバスティオンおよびトールビョーンについて一時的に利用制限をかけた。これらの措置は、両キャラのアビリティにまつわる不具合が原因のようだ。

『オーバーウォッチ2』は Blizzard が手がけるオンライン対戦FPSゲーム。人気を博した『オーバーウォッチ』の続編として、基本プレイ無料タイトルとして10月5日にリリースされた。

そして本日Blizzardは『オーバーウォッチ2』において、プレイアブルキャラのバスティオンおよびトールビョーンについて使用制限を告知。本稿執筆時点でバスティオンは全ゲームモードで使えず、トールビョーンはクイック・プレイのみで利用可能となっている。この理由についてBlizzardは、アビリティに不具合が発見されたためと説明しており、「彼らは一時的にお休み」とコメント。現在修正に取り組んでいる様子だ。


不具合の詳細については明らかにされていないものの、両キャラそれぞれについて先日より、ゲームプレイに影響を及ぼす不具合が報告されていた。トールビョーンについては、特定のアビリティを2回連続で発動できる不具合が報告。そしてバスティオンについては、アルティメットアビリティである爆撃を、繰り返し発動できる不具合が見つかっていたのだ。強力なアビリティを“絨毯爆撃”的に繰り返し利用できるため、試合への影響も甚大。トールビョーンがクイックプレイで利用可能な一方、バスティオンのみ全ゲームモードから“お休み”となったのも、不具合の影響の大きさゆえと考えられるだろう。

オーバーウォッチ2』はPC/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに配信中。本不具合の修正完了の見込みについては、いまのところ告知されていないようだ。

【UPDATE 2022/10/11 13:57】
トールビョーンのキャラクター名称について修正