『Apex Legends』フラットラインのスキン再販が“Pay-To-Win”ではないかとの議論勃発。調整方針との乖離にツッコミ

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Apex Legends』では先日のアップデートより、とあるフラットラインのスキンが再販された。このスキンは“新たなPay-To-Winスキンである”と指摘され、物議を醸しているようだ。


『Apex Legends』はRespawn Entertainmentが手がけるオンラインFPS。メインとなるバトルロイヤルモードでは、1~3人の部隊でマッチに参加。マップの上空を横断するドロップシップから武器をもたずに降下して、アイテムや武器を現地調達しながらチャンピオンを目指す。武器には道中で拾ったアタッチメントを装着可能。サイトやスコープは、ADS(照準覗き込み)時の倍率や見やすさを変化させる。一方サイト・スコープを装着していない場合、ADS時には武器ごとのアイアンサイトを通して照準をおこなう。

一部の武器のアイアンサイトについては、レジェンダリースキンによって見た目が変化する。そしてこのたび、とあるレジェンダリースキンの再販が注目を集めているようだ。再販について指摘したのは、PVPXことJamison Moore氏。米国のeスポーツチームCloud9で『Apex Legends』部門のヘッドコーチを務める人物だ。

再販されたのはフラットラインの「TEAL ZEAL(ティールジール)」スキン。本スキンは現在ゲーム内ストアのマンスリーカテゴリにて1250 Apexコイン(約1300円程度)で販売されている。ツイート内でPVPX氏はこのスキンを「新たなPay-To-Winスキン」であると指摘。PVPX氏へのリプライでは別のユーザーが、本スキンと通常のアイアンサイトを比較する画像を投稿している。

*左:ティールジール、右:通常アイアンサイト

サイト部分については、ティールジールと通常アイアンサイトで大きな違いはない。しかし、土台部分の形状が通常アイアンサイトとは異なっており、ティールジールではアイアンサイトの左右が少し見通しやすくなっているわけだ。一方でこの違いをPay-To-Winと言い切るPVPX氏の主張には、懐疑的なユーザーも存在。比較画像に対しても、同じように見えるとの意見もあるようだ。他方、別のユーザーが通常アイアンサイトの画像に透過加工を施し、さらに見比べやすい比較画像を作っている。ティールジールでは土台部分がスリムなため、左右の視界が少し広くなっていることが分かりやすい。

ティールジールがPay-To-Winスキンとまでいえるかどうかはさておき、PVPX氏はティールジールの再販タイミングにも言及している。フラットラインについては、先日のアップデートでアイアンサイトが見やすいとの声が多かった「ヘヴィメタル」「ヒートシンク」スキンが“弱体化”されたばかり(関連記事)。調整意図としては、「競技性に可能な限りの公平さを保つため」および「スキンによるデザインの違いがサイトの機能に影響すべきではない」と説明されていた。

今回のPVPX氏の投稿は、こうした調整と同時にアイアンサイトが見やすい別のスキンが再販されている点に問題があるとの見方だろう。ティールジールの再販は偶然ではなく、(ヒートシンクの代替スキンとして)ユーザーに購入を促す意図があるとの主張をするユーザーも見られる。真意はともかくややタイミング的には疑問のある再販ではあるだろう。

いずれにせよ、開発元はアイアンサイトの調整方針において、『Apex Legends』の競技性における公平性などを唱えている。ティールジールを含め、比較的視認性の良いアイアンサイトにメスが入る可能性はあるだろう。またヒートシンクの調整発表時には、海外掲示板RedditなどでそのほかのPay-To-Win要素を挙げるユーザー意見も見られた。具体的には、スカイダイブエモートやフィニッシャーなどだ。今後はそうしたフィードバックも受けて、競技性改善のためにアイアンサイト以外の要素にも手が加わっていく可能性はあるかもしれない。

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