スクエニ生活RPG『ハーヴェステラ』新情報公開。夏の浜辺の町や、独自の作物が育つ新バイオームなどお披露目


スクウェア・エニックスは9月28日、生活シミュレーションRPG『ハーヴェステラ』の新情報を公開した。

『ハーヴェステラ』は四季を彩るファンタジー世界を舞台に、生活・交流・冒険を楽しむことができる生活シミュレーションRPGだ。「シーズライト」と呼ばれる巨大な4つの結晶体が存在する惑星にて、四季の恩恵にあずかりながら釣りや料理などのスローライフを楽しむことができる。しかし、いつしかシーズライトに異変が生じ、季節の変わり目に作物は枯れ、人々は外を出歩くことができなくなる「死季」が発生するようになる。主人公はある死季の日に辺境の村に行き倒れていた村人だ。自給自足の生活をしながら仲間たちと協力して死季の謎を解き明かし、世界の成り立ちや死季の真相を解き明かすのが本作の大まかなストーリーとなる。

今回公開されたのは、夏のロケーションである浜辺の町「シャトラ」に関する情報だ。シャトラは海辺にある街で、多くの住人が漁業によって生計を立てている。中心には大きな酒場があり、漁師たちが一日の終わりに酒を飲み、歌い過ごしている賑やかな町のようだ。


シャトラではシーズライトの異変以降、海に「夏の泡沫」と呼ばれる巨大なあぶくが出現している。漁師たちの間では海の魔女「ローレライ」の歌声が船を水底へと引きずり込むという噂も流れているようだ。酒場ではそんな漁師たちを、どこか人間離れした雰囲気の歌姫エモが励ましている。


シャトラで出会うキャラクターについても情報が公開されている。発明家のハイネは、シャトラの町にアトリエを構える発明家だ。日々発明に明け暮れる青年で周囲からは変わり者扱いされており、すぐに女性を口説くキザな性格をしている。


新たなジョブの情報も公開されている。歌によって魔法攻撃や仲間のサポートをおこなうヴォークリンデは、エモを仲間にすることで扱うことが可能となるとみられる。また、物理攻撃と敵の弱体化が得意なメカニックは、ハイネを仲間にすることで使用可能となるようだ。いずれのジョブもチャージ攻撃が可能で、特徴的な立ち回りができるようだ。


生活方面では新たなバイオームも紹介されている。これらのバイオームでは体験版で触れることができた主人公の自宅前の通常畑とは異なり、特殊な環境下にある畑を作ることができる。水が溜まった水田の水辺バイオームでは、スイカなどの甘い作物がよく育つ。乾燥した洞窟バイオームではスパイスなどが育てられるようだ。


ハーヴェステラ』はNintendo Switch/PC(Steam)向けに7680円(税込)で発売予定だ。Nintendo Switch版の発売日は11月4日、PC(Steam)版の発売日は11月5日を予定している。 また、Nintendo Switch版ではセーブデータを製品版に引き継ぐことができる体験版も配信中だ。

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