アークシステムワークスから森利道氏が退職。『ブレイブルー』シリーズなどのプロデューサー

クリエイターの森利道氏は9月25日、アークシステムワークスからの退職を発表した。森利道氏はアークシステムワークスに所属し、格闘ゲームタイトルのプロデューサーなどを務めてきた人物だ。

クリエイターの森利道氏は9月25日、アークシステムワークスからの退職を発表した。森利道氏は今後、何らかの形でユーザーへゲームを届けるため、尽力していくそうだ。

森利道氏はアークシステムワークスに所属し、格闘ゲームタイトルのプロデューサーなどを務めてきた人物だ。森利道氏は、アークシステムワークス以前には、ゲーム開発会社ピックパック・エアリアルに所属していた。ピックパック・エアリアルにて『GUILTY GEAR X』の開発に関わったことをきっかけにアークシステムワークスへ入社している。それから約20年間、アークシステムワークスにて格闘ゲームタイトルなどに携わってきた。

具体的なタイトルとしては、『BLAZBLUE』シリーズや『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』などでプロデューサーを担当。『BLAZBLUE』シリーズでは1作目と3作目のキャラクターイラストも手がけているほか、2022年1月にサービス終了したスマートフォン向け作品『BLAZBLUE ALTERNATIVE DARKWAR(ブレイブルー オルタナティブ ダークウォー)』にもシリーズの統合プロデューサーとしてシナリオの監修などをおこなっていた。

最近になって、森利道氏の名前がアークシステムワークス公式ホームページに記載されている取締役一覧から消えていると、一部ユーザーの間で噂になっていた。今回の森利道氏自身からの発表によって、同氏のアークシステムワークスからの退職が公となったわけだ。森利道氏のツイートによれば、同氏はアークシステムワークスのスタッフや関係者、応援してくれたユーザーに対して感謝しているという。一方森利道氏は自身がアークシステムワークスを離れることで、『BLAZBLUE』シリーズのユーザーを不安にさせてしまう点については謝罪している。

また森利道氏は今後について、何らかの形でユーザーに向けてゲームを届けられればと語っている。同氏の今後の活躍に期待したい。


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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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