ハピエレの長寿ゲーム『ラストピリオド』2022年12月末サービス終了へ。リニューアルを経た6年間に幕引き


Happy Elementsは9月21日、『ラストピリオド -巡りあう螺旋の物語-』(以下、ラストピリオド)のサービスを終了すると発表した。終了日時は2022年12月27日15時。メインストーリーの最終章については、サービス終了までにリリースされるとのことだ。

『ラストピリオド』はiOS/Android向けRPG。前身となる『ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-』が2016年に配信され、2019年8月のアップデートにて現在の形にリニューアルされた。舞台となるのは、六大国が各地を治める架空の世界。

この世界では、強い絶望と共に死した魂が異形の魔物スパイラルとなって蘇る。故郷をスパイラルに滅ぼされた主人公ハルは、スパイラル討伐組織「アーク・エンド」への認定試験に臨んでいた。スパイラルを狩るピリオドとして認められることを目指すハルと、彼の幼馴染のちょこ。『ラストピリオド』は、そんな2人の少年少女の物語が描かれる作品であった。システムこそシンプルながら、当時としては美麗な2Dビジュアルとアニメーションにより描かれるRPGとして、幅広いユーザーに親しまれた。しかし配信から6年を経てサービス終了となるようだ。

本作のサービス終了は、2022年12月27日15時に予定されている。公式サイトによれば、今後メインストーリーの最終章がリリースされる見込み。開発元は『ラストピリオド』の世界を最後まで描き切ることができるのはユーザーが本作を愛してくれたおかげであるとしており、感謝の思いが伝えられている。

今後は新規ユニットの追加は実施されないものの、新規イベントおよびストーリーの追加は12月まで引き続きおこなわれるとのことだ。ストーリーの閲覧や図鑑の見返しができるメモリアルアプリの開発も進められているそうで、『ラストピリオド』のサービス終了と近いタイミングでのリリースが予定されているとのことだ。

なお、有償ルナストーンおよびアイテムパックの新規購入は本日9月21日15時をもって停止している。またギルドバトル、アリーナリアルタイムマッチについては、12月26日0時をもって終了となる。そのほか、サービス終了についての詳細は、こちらの公式サイトを確認されたい。


前身となる『ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-』は2016年5月のリリース後、App Store版は2日間で100万ダウンロードを突破(gamebiz)。同ストアおよびGoogle Playにて売上ランキングTOP30に度々ランクインするなど、人気を博していた。配信初期にはプロモーションをおこなわず、口コミにて人気が広まったことが伝えられている。

リリースからリニューアルを挟んで6年余りが経ち、このたびサービス終了が決定した『ラストピリオド』。ストーリーの閲覧や図鑑の見返しが可能なアプリもリリースされるとのことで、サービス終了後も本作の思い出に浸ることができるだろう。また開発元は本作に関する意見や感想を引き続き募っており、最後まで『ラストピリオド』の世界を見届けてほしいとユーザーに伝えている。開発のノウハウや、ユーザーからのフィードバックは今後のHappy Elementsのタイトルにも活かされていくことだろう。

『ラストピリオド -巡りあう螺旋の物語-』は2022年12月27日15時にサービス終了予定だ。