ポストアポカリプスMMOシューター『Ashfall』発表。人工知能と人類が争い合うアジア的終末世界を冒険

NetEase Gamesは9月16日、『Ashfall』を発表した。核戦争によって荒廃した終末世界を舞台にした、MMORPG要素を含むシューターになるという。世界観などにさまざまなアジア的要素が盛り込まれている点が特徴となるようだ。

NetEase Gamesは9月16日、『Ashfall』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Androidで、2023年配信予定。クロスプラットフォームプレイにも対応する見込み。Steamストアページによると、日本語表示にも対応する。

『Ashfall』は、MMORPG要素を含むシューターになるという。本作の舞台となるのは戦争によって荒廃し、資源の枯渇したポストアポカリプスの世界。プレイヤーはこの終末世界で旅をすることになるそうだ。荒野での冒険では、さまざまな事件や戦闘に見舞われるとのこと。多様な武器を手に取り、終末世界で自分だけの物語を作り上げていくのだ。

物語の舞台は、人工知能が人類と壮絶な戦いを繰り広げる未来の世界。核戦争により世界は廃墟と化し、人類に残されたのは塵と鉄さび、そして陰鬱な日々。そんな中で、プレイヤーは伝説の「創世のコア」を見つけ出すことを目指す。シェルターを離れ、崩壊した世界で旅を始める。ゲーム中の景色やキャラクター、ストーリーにはアジア的要素が盛り込まれているとのこと。従来のポストアポカリプステーマのゲームとは、一味違う雰囲気を目指しているそうだ。

戦闘は、銃器を用いるシューターとして展開。個性的な銃器が登場するほか、地形を活かした戦術が特徴となるそうだ。ダンジョンなどもコンテンツとして用意されるとのこと。なお本作のゲームプレイはソロとマルチの両方で楽しむことが可能だという。フレンドと共に高難度のダンジョンを攻略するのも、持ち味となるようだ。

プレイヤーは荒廃した終末世界を自由に探索することが可能。多種多様なウェイストランドの風景を堪能したり、NPCと交流してストーリを進めたりと、自分だけの冒険の旅を楽しめるという。各地でランダムイベントも発生し、新鮮な冒険を楽しめるとのこと。プレイヤーは戦闘だけではなく冒険によっても、キャラの成長要素をアンロック可能。キャラを柔軟に成長させることができるようだ。

本作を手がけるのはLegendary Star Studio。同スタジオにとっては本作は初のタイトルとなる。同スタジオには、今までFPSやRPGなどのゲーム開発に携わったスタッフが在籍するようだ。そうしたジャンルにおける豊富な開発経験を活かして、本作は制作されているとのことだ。また本作の音楽制作陣には、映画などの楽曲で数々のアカデミー賞を受賞したHans Zimmer氏とSteve Mazzaro氏、そしてFalloutシリーズの作曲を手がけるInon Zur氏が携わるという。彼らの手がける、終末世界を彩る音楽にも期待したいところだ。

『Ashfall』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに2023年配信予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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