PC版Xboxアプリ向けに「ゲームクリアにかかる時間がわかる」機能追加。クリアタイム集計サイトHowLongToBeatとの連携機能
マイクロソフトは9月14日、PC版Xboxアプリに向けてアップデートを配信した。本アップデートによりゲームのクリアタイム集計サイトHowLongToBeatとの連携機能が追加されている。
PC版Xboxアプリはマイクロソフトが提供しているゲームプラットフォームだ。Microsoft Storeにて配信されているゲームなどをプレイできる。Xbox Game PassまたはPC Game Passの加入者は、提供PCタイトルをプレイ可能。Xbox Game Pass加入者はXbox向けゲームをXbox Cloud Gamingにて遊ぶこともできる。またEA appと連携することで、Xbox Game PassおよびPC Game Passの特典であるEA Playの提供タイトルを楽しめる。
今回追加されたHowLongToBeatとの連携機能により、PC版Xboxアプリにおいて、それぞれのゲーム詳細ページにてプレイヤーたちの平均クリア時間が記載されるようになった。EA Play対象タイトルのクリア時間も確認可能。各ゲーム詳細ページには、メインストーリー(Main Story)/MAIN + EXTRAS(Main + Sides)/完全主義者(Completionist)/すべてのスタイル(All Styles)の4項目のクリア時間が表示。一部タイトルは対象外となっているものの、各ゲームのおよそのボリュームが把握できるようになっている。
また表示欄右上にはHowLongToBeatへのリンク(詳細を表示)も用意。同サイトにてさらなる詳細を確認可能だ。一方で、Xbox Cloud Gamingにて提供されるXbox向けタイトルは、PC版Xboxアプリからゲーム詳細ページが閲覧できないため、HowLongToBeatとの連携機能を利用できないようである。
ちなみにHowLongToBeatのトップページによると、4つのクリア時間項目については以下のように説明されている。「メインストーリー」はゲームの主目的の達成およびエンドクレジットを見終わるまでの時間。「MAIN + EXTRAS」は主目的の達成およびすべての副次的な目的の発見・達成までの時間。「完全主義者」は実績・トロフィーなどをすべて獲得するまでの時間。「すべてのスタイル」は以上3つすべてから概算された時間とのことだ。
PC版Xboxアプリに追加されたHowLongToBeatとの連携機能。Xbox Wireによると、この機能を新たに遊ぶゲームを探す際に役立ててほしいとのことだ。次に遊ぶゲームのおよそのボリュームを把握できることで、やる気や時間を考慮しつつチョイスすることができるだろう。各Game Passの提供タイトルからプレイするタイトルを選定する際にも、便利な機能となりそうだ。