協力マルチ列車サバイバル『Dwarf’s Trainfort』発表。危険だらけの島で、列車を操縦して探索する移動式生き残り生活
デベロッパーのUDevLemonは9月6日、列車サバイバルゲーム『Dwarf’s Trainfort』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信日は未定。Steamのストアページによると、本作は日本語表示にも対応予定のようだ。
『Dwarf’s Trainfort』は、列車を拠点にサバイバルをおこなう作品だ。最大4人でのオンライン協力プレイにも対応する。舞台となるのは、危険なモンスターがはびこる島々。島の構造はプレイするたびにランダムで組み替えられ、プレイヤーは列車を走らせながら島を探索することになる。
島には自然が広がり、また家屋や工場などの建物も存在。探索を通じては、モンスターと戦うための武器や弾薬のほか、資源も獲得できる。木を切り倒して丸太を入手したり、採掘にて鉱石を得たり。また食料や医薬品なども発見できるようだ。獲得した資源は、列車内にある作業台でのクラフトに使える。トレイラーでは、丸太を製材したり、出来た板材でバケツを作ったり、あるいは鉄と組み合わせてツルハシを作ったりといったレシピが確認できる。
本作の特徴のひとつとして、キャラクターの手を動かしてあらゆる操作をおこなう、物理ベースのゲームプレイという点がある。たとえばオブジェクトを掴んで運んだり、スイッチを押したり、近接武器を振るったり。入手したアイテムをインベントリに入れる際にも、バックパックを開けて直接放り込んでいく。
島の探索に使える車にしても、ドアの開け閉めからハンドル操作まで、自キャラの手を使っておこなう。また、列車のエンジンをかける際には、さまざまなレバーを手順どおりに操作。走行中には、出力の調整やギアの変更、さらには線路のポイントの切り替えも、列車から飛び降り先回りして手動でおこなうことになるようだ。
本作はスチームパンクの世界観をもち、列車や車は蒸気機関で駆動。燃料を火室に投入しないと走らない。そのため、島内の路線を列車で移動し、時折下車し探索して燃料となる資源を獲得。そしてまた列車でしばらく進んでいくことを繰り返すゲームプレイとなりそうだ。列車は、アップグレードすると貨車を追加し連結可能。先述した車も列車で運ぶ必要があり、アップグレードによってより多くの物資を運ぶことが可能となる。
島内を探索中には、異形のモンスターが群れをなして襲ってくることがある。獲得した銃や近接武器で戦うのだ。協力プレイ時には、仲間が倒されても置き去りにしないことが重要だという。舞台となる島には、ノーム文明とドワーフ文明の大惨事の歴史が存在し、プレイヤーは列車での旅とサバイバルをおこないながら、未知の生き物の拡散を止める方法を探し求めることになるとのこと。
『Dwarf’s Trainfort』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。