スクエニ生活RPG『ハーヴェステラ』新情報公開。一日の時間の流れや冒険する場所、飼育できるペットなど多彩な情報が明らかに

 

スクウェア・エニックスは8月26日、生活シミュレーションRPG『ハーヴェステラ』の新情報を公開した。

『ハーヴェステラ』は四季を彩るファンタジー世界を舞台に、生活・交流・冒険を楽しむことができる生活シミュレーションRPGだ。「シーズライト」と呼ばれる巨大な4つの結晶体が存在する惑星にて、四季の恩恵にあずかりながら釣りや料理などのスローライフを楽しむことができる。しかし、いつしかシーズライトに異変が生じ、季節の変わり目に作物は枯れ、人々は外を出歩くことができなくなる「死季」が発生するようになる。主人公はある死季の日に辺境の村に行き倒れていた村人だ。自給自足の生活をしながら仲間たちと協力して死季の謎を解き明かし、世界の成り立ちや死季の真相を解き明かすのが本作の大まかなストーリーとなる。

今回公開されたのは、秋のロケーション「レーテの村」に関する情報だ。物語のはじめに主人公が行き倒れ、クレスという医者に助けられた場所にほど近い村である。物語の序盤ではレーテ村の北に隕石のようなものが飛来し、その中で発見された怪我をした魔族を救護することになるという。『ハーヴェステラ』の世界では、魔族は災厄をもたらし人間から忌み嫌われる存在と言われている。そんな魔族の怪我の容態を見守りながら、主人公の生活はスタートする。


主人公の生活は、一定のサイクルが繰り返されていく。朝、自宅のベッドで目を覚ましてからは畑作業や冒険など自由に過ごしてよいが、しばらく行動すると眠気が訪れ、行動に制限がかかる。夜はきちんと自宅で眠り、規則正しい生活を送る必要があるようだ。

レーテの村は秋のシーズライト近郊、主人公が拠点とする「遠見の丘」のそばにある。秋のロケーションと銘打たれてはいるが、ほかのシーズライトからも程よい距離に位置し、四季が存在する村である。特産品には「ランタンカボチャ」や「ひめクリ」など秋らしいものもあり、それぞれの季節ならではの農作業や料理を楽しむことができるようだ。また、村には雑貨屋や鍛冶屋、リフォーム屋といった店舗もあり、冒険や生活に役立つアイテムがひととおり揃えられる。


レーテの村から秋のシーズライトに向かう道中には、真っ赤な紅葉が特徴的な「ヒガン渓谷」というロケーションも存在する。この場所はストーリーにも関わり、シーズライトへ向かった少女を追って渓谷の最奥を目指すことになる。ヒガン渓谷では鎧をまとった魔族・ディアンサスと出会い、ともに行動することになるようだ。


冒険面で新たに公開された情報としては、ジョブ「アサルト・サヴァン」がある。アサルト・サヴァンは科学の力を利用した体術を扱うジョブで、スキルによって通常攻撃の属性や効果を切り替えることができる。また、新たなバトルシステムとして、「ブレイクゲージ」「必殺技」についても公開された。ボスなどの強敵には4種類の弱点属性が存在し、その属性で攻撃することでブレイクゲージが溜まる。ブレイクゲージが溜まると与えられるダメージが増加したり、バトル中に必殺技を発動させることが可能となる。積極的に弱点で攻撃し、敵に大ダメージを与えよう。


生活面での新情報もいくつか公開されている。「遠見の丘」にある自宅エリアのポストには手紙が届き、村長からの贈り物や助けた住人からの感謝の言葉などが送られてくるようだ。手紙がきっかけに物語がはじまることもあるため、定期的にチェックしておこう。

自宅エリアではペットや家畜を飼育することができる。ペットの「トトカク」は騎乗することで素早くワールドマップを移動することができる優秀な相棒だ。トトカクはエサを与えて強化し、レベルを上げることで新たなスキルを覚えていくようだ。また、家畜小屋を設置することで「オムドリ」「メーチェ」が飼育することができる。育てることでタマゴやミルクを手に入れることができ、料理の幅が広がっていくようだ。


ハーヴェステラ』はNintendo Switch/PC(Steam)向けに7680円(税込)で発売予定だ。Nintendo Switch版の発売日は11月4日、PC(Steam)版の発売日は11月5日を予定している。

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