オープンワールド武侠アクション『Where Winds Meet』発表。戦乱うずまく五代十国時代の中国を冒険、不気味な異世界で強敵と対峙する

デベロッパーのEverstone Gamesは8月24日、『Where Winds Meet』を発表した。五代十国時代が舞台のオープンワールドゲームだ。トレイラーでは、主人公がさまざまな術を用いる様子やダークファンタジー要素も見られる。

デベロッパーのEverstone Gamesは8月24日、『Where Winds Meet』を発表した。対応プラットフォームは未定。ゲームイベント「2022 gamescom Opening Night Live」にてお披露目された。

『Where Winds Meet』は中国をベースとした世界を舞台にしたアクションゲーム。IGNによると、五代十国時代が舞台のオープンワールドゲームになるとのこと。主人公である謎の剣士は、十国の王朝が敵対する危険な時代の中国を冒険するようだ。

トレイラーでは馬に乗っての移動のほか、鉤縄のようなものを使ったジャンプや、崖をよじ登る、壁を走るといったアクションが確認できる。ロケーションとしては、竹林から賑やかな都市まで、さまざまな場所が登場する様子。巨大な船に乗り込んで戦うシーンもあるようで、火矢で火薬樽を爆発させて敵を一網打尽にするプレイなども見られる。

またトレイラーからは町中でのゲームプレイも確認できる。物乞いなどから情報を得る様子や、町中での戦闘の発生、パルクールやステルスといった要素がお披露目。目にも止まらぬ速さで複数の敵を打撃し動きを止めるなど、さまざまな術を用いることもできるようだ。


戦闘では弓や剣のほか、武器を用いず徒手空拳で戦うこともできるようだ。敵には人間のほか、人とは思えないほど巨大な相手も登場するようである。また本作では超自然的な要素も見られるとのことで、トレイラーでもファンタジーめいた要素が確認できる。たとえば、赤く染まった異世界のような場所では、巨大な剣が降り注ぐなか、鎌を持った妖艶な女性と対峙。その後も屍累々のエリアにて、阿修羅像らしき巨大黄金像の頂上に座す男が出現。獣を従える男との対決を予期させる演出で、映像が締めくくられている。敵や世界観など、ダークファンタジー的に描かれる部分もありそうだ。


ゲームの内容などについてはまだ多くは明かされていないものの、ゲームプレイには人気アクションゲームを彷彿とさせる要素もいくつか見られる。一方で、五代十国という特徴的な時代設定には注目したいところ。戦乱うずまく時代を舞台にしたオープンワールド・ダークファンタジーの登場を楽しみにしたい。

『Where Winds Meet』はEverstone Gamesにより開発中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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