Good Shepherd Entertainmentは8月24日、『Killer Klowns from Outer Space: The Game』(以下、Killer Klowns)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、2023年初頭にリリース予定。Steamストアページ表記によれば、日本語表示にも対応するようだ。
『Killer Klowns』は、80年代ホラーコメディ映画「Killer Klowns from Outer Space(邦題:キラークラウン)」を原作とするゲームだ。原作映画では、ピエロ(クラウン)の姿をしたエイリアン軍団が地球に襲来。おどけた道化師エイリアンたちが、“人間お菓子化武器”を振るって大暴れする恐怖と笑いが描かれた。いわゆるB級ホラー映画とされる一方で、製作は特殊効果に定評ある「キオド・ブラザーズ」が担当。不気味かつ上質なピエロの造詣などが評価を得ている作品だ。
同映画のゲーム化となる『Killer Klowns』では、そうした映画での造形を活かしたピエロたちが登場。クレセントコーブの町を舞台にコミカルなマルチプレイバトルが繰り広げられる。プレイヤーたちは3人の殺人ピエロチームと、7人の市民チームに分かれる。ピエロたちは武器を駆使して市民たちを捕獲。一方の市民たちは、街なかに落ちている戦利品や武器を探索して反撃していく。また、市民たちはクラスを選択することも可能のようだ。能力によって役割分担が変わるような要素もあるのだろう。
舞台となるクレセントコーブは広大で、さまざまなロケーションを擁しているとのこと。また、マップレイアウトがランダム生成される要素もあるようだ。さらに、ゲームプレイ面では「これまでにないアプローチの鬼ごっこゲーム」など、人気の非対称マルチ対戦ゲームとの差別化も図られている様子。マッチのカスタマイズや、プレイヤーが再出撃できるリスポーンシステムのほか、PvPvE要素などゲームモードにも工夫があるとのこと。
『Killer Klowns』の開発には、映画「13日の金曜日」原作ゲーム『Friday the 13th: The Game』を手がけたRandy Greenback氏が携わるとのこと。そして開発元となるTeravision Gamesは、過去にVRFPSゲーム『Captain ToonHead vs the Punks from Outer Space』などを手がけたスタジオだ。同作はSteamユーザーレビューにて、13件と少なめながらも100%が好評とする評価を受けている。同作でのコミカルで色鮮やかな作風は、本作『Killer Klowns』開発にも活かされていきそうだ。
『Killer Klowns from Outer Space: The Game』は2023年初頭、PC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けにリリース予定だ。また、リリース前にはクローズドベータテストも実施予定のようで、公式サイトにて登録を受付中だ。