まったく新たな“マルチワールドゲーム”『Everywhere』発表。『GTA』シリーズのベテラン開発者が率いるスタジオが手がける


デベロッパーのBuild A Rocket Boyは8月24日、『Everywhere』を発表した。プラットフォームは未定。

『Everywhere』は現実とデジタル世界の境界線を曖昧にするような、マルチワールドゲーム(Multi-world game)とされている。まずティザー映像を見るに、銃を使って戦うTPSゲーム要素が含まれるようだ。ゲーム内にはさまざまなロケーションが存在し、車で駆け巡ることができる様子も確認できる。一方で、映像の最後には写実的なグラフィックに突然切り替わる。ゲーム内ゲームのような描かれ方をするのかもしれない。

開発者であるAdam Whitning氏は、本作についてすべては明かせないとしたものの、他に類を見ないタイトルになると語った。ゲームプレイには共有、クリエイト、フレンドと遊ぶ場所といった要素を含むという。ストーリーについてはプレイヤーたちがそれぞれ独自に物語を紡いでいくとされた一方で、没入感のあるシネマティックな体験をもたらしたいとも同氏は語っていた。


プレスリリースにはゲーム ディレクターで Build A Rocket Boy の会長を務める Leslie Benzies 氏がコメント。本作『Everywhere』においては、独自のビジョンの実現を目指しているとのことだ。今後数か月のうちにさらなる詳細が明らかになるという。なお同氏はRockstar Northにて『グランド・セフト・オート』シリーズを手がけた人物だ。2016年にRockstar Northを退社し、翌年2017年に同スタジオを設立。300人を超える開発者たちによる新たなプロジェクトとして『Everywhere』を発表していた。このたびその一端が明らかになったかたち。

Everywhere』はBuild A Rocket Boyにより開発中だ。