株式会社ポケモンは8月22日、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の新情報を公開した。今回の情報では、本作におけるバトルスタジアムの実装やバトルの新要素のほか、新ポケモン「モトトカゲ」もお披露目された。なお本情報は、ポケモンバトルの世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2022」の閉会式と同時に明かされたものだ。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、Nintendo Switch向けに発売予定の『ポケットモンスター』シリーズの完全新作タイトルである。本作の舞台となるのは、険しい山岳地帯や壮大な大地がひと続きになったパルデア地方だ。主人公は、ポケモンに関する授業が受けられるアカデミーに所属し、課外授業へ出発。パルデア地方での新たな冒険を繰り広げていく。最大4人でフィールド探索できるマルチプレイや、オープンワールドシステムを盛り込んだ意欲作となっている。
まず今回の情報公開の目玉として、本作にバトルスタジアムが実装されることが明かされた。インターネットに接続し、世界中のポケモントレーナーとバトルを楽しめる要素だ。モードとしては、カジュアルバトル・ランクバトル・インターネット大会などをサポートしている。過去作『ポケットモンスター ソード・シールド』以来のランクバトル登場となり、対戦環境のシフトも見込まれそうだ。
続いて、パルデア地方に住まう新ポケモン「モトトカゲ」もお披露目された。モトトカゲは、ドラゴン・ノーマルタイプのポケモンとなる。このポケモンがもつ新わざ「しっぽきり」は、身代わりをつくって控えのポケモンと入れ替わるわざとなるようだ。また、パルデア地方では日常的にモトトカゲの背中にのって移動する人もいるとのこと。
そして、新要素テラスタルに関する詳細についても明かされている。「バンギラスがゴーストタイプにテラスタルし、かくとうタイプを無効化」などの活用法があるようだ。また、新しいわざであるテラバーストは、テラスタルでタイプが変化するという。使うポケモンの攻撃と特攻、どちらか高い方がダメージ計算につかわれるなどの特徴もあるようだ。ほかには、本作からの新アイテムの情報も公開されている。相手の能力上昇をコピーする「ものまねハーブ」や連続技の攻撃回数を多くなりやすくさせる「いかさまダイス」などが登場するようだ。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、Nintendo Switch向けに11月18日発売予定。