宇宙サンドボックスMMO『Dual Universe』9月28日正式リリースへ。プレイヤーたちで築く銀河、Steamデビュー含め正式配信に

デベロッパーのNovaquarkは8月17日、『Dual Universe』を9月27日に正式リリースすると発表した。本作は宇宙を舞台にした一人称視点のサンドボックス型MMORPGだ。プレイヤーがボクセル単位でさまざまなものを構築可能な点が特徴となる。

デベロッパーのNovaquarkは8月17日、『Dual Universe』を9月27日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC。正式リリースに際し、Steam向けにも配信予定。ストアページ表記によると、日本時間では9月28日に配信されるようだ。

『Dual Universe』は、宇宙を舞台にした一人称視点のサンドボックス型MMORPG。現在ベータ版が公式サイトより、月額制で提供されている。 プレイヤーは宇宙の旅や、惑星の探索が可能。さらにプレイヤーは、ボクセル単位でさまざまなものを構築可能。家や宇宙船、巨大な宇宙ステーションや、都市に至るまで、作成可能なものは多岐にわたるようだ。それらをプレイヤーが運営するショップにて、売買することもできるという。

また本作は、CSSC(Continuous Single-Shard Cluster)と呼ばれるサーバー技術で構築されている。これにより、サーバー分けや読み込み画面などを必要としないことも特徴となる。


ゲーム内経済などもプレイヤーたちによって変動。各々が貿易によって富を築くことができる。鉱石のほか、戦艦の武装制御システムコードまで、幅広い品目が販売可能だ。資源や経済を支配するために、時には戦いが必要なこともある。貿易船を襲ったり、逆にパトロールをおこなったり。プレイヤー思い思いの遊び方で、宇宙船によるPvP戦を楽しめる。ただし、宙域によっては法によって保護されているとのことだ。

そのほか、プレイヤーは指導者としてさまざまな役職に就くことも可能。紛争の調停などをおこなう外交官(Diplomats)、市場を見守るビジネスリーダー(Bussiness Leaders)、銀河のコミュニティでイベントを企画できるインフルエンサー(Influencers)など、多彩な役職が用意されているようだ。


本作を手がけるのはパリに拠点を置くNovaquark。本作は2016年に発表された。翌年2017年9月にクローズドアルファが開始。そして、2020年8月にゲームはベータ版となり、その後2年間を経てついに正式リリースが決定したわけだ。そして正式リリースに際し、本作は公式サイトのほか、Steamでも配信されることになる。

ベータ期間に追加された要素については上の動画にてまとめて紹介されている。新たなVFXや星系マップ、ワープ移動の改善、巨大な取引所など、2年間で多種多様な要素が追加されてきた。発表から数えると、実に6年もの歳月をかけて開発が続けられてきた本作。遊びやすく、大ボリュームに進化を続けてきた宇宙MMOの正式デビューを楽しみにしたい。

なお、正式リリースに際しては、プレイヤーのプログレッションを含めたゲーム内のほぼ全体の要素がリセットされるという。一方、今までゲームを遊んでいたプレイヤーに対しては、その状況に応じて特定のプログレッションが還元。さらに、Pioneer Packと呼ばれる報酬も6か月のローンチイベント期間中に贈呈されるとのことだ。

『Dual Universe』は公式サイトおよびPC(Steam)向けに、日本時間9月28日にリリース予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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