「ロード・オブ・ザ・リング」中つ国を舞台にした新作ゲーム開発発表。映画製作に携わったスタジオが手がける

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Private Divisionは8月15日、Wētā Workshopとの提携を発表。映画「ロード・オブ・ザ・リング」などで知られる中つ国(Middle-earth)を舞台にした新作ゲームを告知した。

Wētā Workshopはおもに映画の特殊効果や小道具を手がける、ニュージーランドに拠点を置く会社。映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作などの製作にも携わってきた。発表によると、同社は2014年にInteractive Game部門を設立。J.R.R.トールキン氏の小説「ホビットの冒険」や「指輪物語」およびその派生作品で知られる、中つ国を舞台にした新作ゲームを現在開発中とのことだ。

Private DivisionはTake-Two Interactive Software(以下、Take-Two)傘下の販売レーベルだ。デベロッパーに重きを置くという理念のもと、トップレベルのインディーゲームを市場に届ける目的を掲げている。過去には『The Outer Worlds(アウター・ワールド)』『Ancestors: The Humankind Odyssey(アンセスターズ:人類の旅)』などのパブリッシングを手がけている。

発表に際し、両社の代表者もコメントを寄せている。Take-Twoのチーフストラテジーオフィサー兼Private Divisionのレーベル責任者であるMichael Worosz氏は、中つ国の新作ゲーム開発において、Wētā Workshop のチームは類を見ないほど優れた能力を備えているとの見解を示した。また、Wētā Workshop のインタラクティブヘッドを務めるAmie Wolken氏によると、開発中の新作は「ゲーマーがこれまでにない方法で中つ国を探索できる」タイトルになるという。


近年の中つ国を舞台にしたゲームとしては、Monolith Productionsの手がける『シャドウ・オブ・モルドール』およびその続編となる『シャドウ・オブ・ウォー』などがリリースされている。そうした既存のタイトルと、どのような差別化が図られるのだろうか。人気映画シリーズに携わったスタジオが世に放つ「ロード・オブ・ザ・リング」の新作ゲームに注目したい。

なお、本作は開発初期段階であり、今後さらなる詳細が共有されるそうだ。発表によると、Take-Twoの2024年会計年度中に発売予定とのこと。

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