『モンスターハンターライズ:サンブレイク』ナルガクルガ希少種の透明化を封殺する鉄蟲糸技が注目を浴びる。不遇な『ライズ』時代からの跳躍

カプコンは8月10日、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』に向けて無料タイトルアップデート第1弾を配信開始した。本アップデートにて追加されたナルガクルガ希少種に有効な、とある鉄蟲糸技が注目を集めているようだ。

カプコンは8月10日、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』に向けて無料タイトルアップデート第1弾を配信開始した。本アップデートにて追加されたナルガクルガ希少種に有効な、とある鉄蟲糸技が注目を集めているようだ。


『モンスターハンターライズ:サンブレイク』(以下、サンブレイク)において、昨日の無料タイトルアップデート第1弾にて登場したナルガクルガ希少種。『モンスターハンター3G』にて初登場した本モンスターは、霞隠れと呼ばれる能力を有しており、戦いの最中に自身の体を透明化することができる。透明化時に見えるのはほぼ赤い眼光のみ。くわえて、俊敏な動きでこちらの視界の外に回り込んで攻撃してくる。そのため、透明化したナルガクルガ希少種の動きを捉え続けるのは至難の業となる。

しかし、そんなナルガクルガ希少種の動きをいとも簡単に捉え続けることを可能にする技がある。今まであまり注目を浴びなかった、デュエルヴァインと呼ばれるランスの鉄蟲糸技である。

Twitterユーザーのテク@鋼槍狩人氏が投稿した上の動画は、ナルガクルガ希少種に対してハンターがデュエルヴァインを使用した後から始まる。動画のスタート時、相手はすぐさま透明化するものの、デュエルヴァインによって伸びた糸までは透明にならない。つまり、糸の動きで相手の動きが丸見えとなるのだ。ナルガクルガ希少種は視界の外へとせっせと飛んでいるものの、どこへ飛ぼうが相手が糸の先にいることは分かっている。数回跳躍したのち、満を持して尻尾を叩きつけるナルガクルガ希少種だが、ハンターはやすやすと回避に成功して動画は終了する。


デュエルヴァインは『モンスターハンターライズ』(以下、ライズ)にて登場した技だ。糸をつないだクナイを標的に突き刺し、標的の注意を引くことができるという効果をもつ。そして、クナイが刺さっている間は、ボタン入力でモンスターの位置までガードしつつ跳躍できるという効果(クローズジャンプ)も併せもっている。一方で、翔蟲ゲージ消費量は2。ランスには流転突きやアンカーレイジなど強力な鉄蟲糸技が存在する。それらの技とは技スロットが別となるものの、燃費の割に効果の乏しいデュエルヴァインが使われることは少なかったようだ。強力な技に使う翔蟲ゲージを温存するためだろう。

【UPDATE 2022/8/11 13:11】
鉄蟲糸技の名称を修正

しかし、『サンブレイク』においてデュエルヴァインは大幅な強化を受けることになる。翔蟲ゲージ消費量は1に減少。クナイを刺している間はガード性能向上とガード時のスタミナ消費軽減の効果を追加された(パッチノート)。さらに、クナイが刺さっている間に使用できるクローズジャンプの目標地点は、刺さったクナイの中心に変更。跳躍する先が分かりづらかった『ライズ』よりも使いやすくなったわけだ。


発動中のガード性能が向上したほか、移動技としても使いやすくなったデュエルヴァイン。そこに、透明化能力を封殺する副次的効果まで備えている。背後からの咄嗟の攻撃に弱いランスにとって、相手を見失うのはなかなかに危険だ。そのため、透明化を暴けるデュエルヴァインはナルガクルガ希少種戦において頼もしい技といえる。ちなみに、この技による透明化の見破りは、オオナズチにももちろん有効だ。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』無料タイトルアップデート第1弾は、Nintendo Switch/PC(Steam)版に向けて配信中。本アップデートではナルガクルガ希少種のほか、紅蓮滾るバゼルギウス、リオレイア希少種、リオレウス希少種が新たに追加。また新たな高難度コンテンツとして、傀異討究クエストなどが追加されている。ナルガクルガ希少種に苦戦している人は、ランスを使ってデュエルヴァインを活用してみるのもいいだろう。


※ The English version of this article is available here

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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