ドット絵怪異ミステリー『都市伝説解体センター』Steam/スマホ向けに発表。呪いの箱や異界など、忌まわしい都市伝説の正体に迫る

集英社ゲームズは8月6日、『都市伝説解体センター』を発表した。呪物や怪異などを調査する、都市伝説解体アドベンチャーゲームだ。

集英社ゲームズは8月6日、『都市伝説解体センター』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/iOS/Android。発売予定および価格は未定となっている。発表にあわせて、Steamのストアページや公式サイトが公開されている。


『都市伝説解体センター』は、墓場文庫が制作中の、都市伝説を解体するミステリーアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、呪物や怪異などを調査する「都市伝説解体センター」が存在する世界だ。主人公の直里翔子は、都市伝説解体センターの長で、霊能力をもつ廻屋歩と共にさまざまな依頼を解決。呪いの箱や事故物件、異界など、都市伝説や怪異譚の正体や真実に迫っていくようだ。公開されたスクリーンショットには、会話シーンや証言や証拠を確認できるシステムなどが映されている。本作において、主人公の直里翔子とセンター長の廻屋歩は、呪いの箱にまつわる事件と対峙。キャラクター同士の会話や、トシカイくんなるマスコット風のキャラクターによる都市伝説解説を交えつつ、物語が描かれてくのだろう。


本作を開発している墓場文庫は、国内のインディーゲーム制作チームである。過去作としては、ライト推理ADV『和階堂真の事件簿』シリーズを2020年9月より展開。現在『和階堂真の事件簿 – 処刑人の楔』『和階堂真の事件簿2 – 隠し神の森』『和階堂真の事件簿 影法師の足』の3作を、スマートフォン向けに配信している。「1時間でクリアできる推理アドベンチャー 」をコンセプトに制作され、シリーズ累計20万ダウンロードを突破しているそうだ。

『和階堂真の事件簿 – 処刑人の楔』は、Google Playストアで公開されているインディーゲームを対象としたイベント「Google Play Indie Games Festival 2021 」にて特別賞である集英社ゲームクリエイターズ CAMP 賞を受賞している。プレスリリースによると、本作『都市伝説解体センター』は、集英社ゲームクリエイターズ CAMPと墓場文庫のタッグによって生まれた新作とのことであるそうだ。不気味な都市伝説や怪異譚と、それらの正体を暴くミステリーに期待したい。

都市伝説解体センター』は、PC(Steam)/iOS/Android向けにリリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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