『Apex Legends』シーズン14発表会情報まとめ。マップや武器アプデ情報がお披露目、金ノックダウンシールドの自己蘇生廃止へ

 

Respawn Entertainmentは8月2日、『Apex Legends』シーズン14「ハンテッド」のゲームプレイトレイラーを公開した。それに先だって弊誌は、Electronic Artsよりメディア向けオンライン説明会に招待していただいた。そこで発表された内容にもとづき、本稿ではシーズン14についての最新情報お届けしていく。


新シーズンでは、キングスキャニオンが大幅に改修される。注目点として、過去の人気エリアであったスカルタウンが“サルベージ”を経て、レリック(Relic)として生まれ変わる。ただし、装い新たに登場するキングスキャニオンは、プレイヤーが特定のエリアに集中しないように調整されているとのこと。スカルタウンに代わるレリックにも、プレイヤーが集まらないような調整がなされているという。なお開発者によると、レリックでは建物の屋上を優先的に確保し、下の相手に奇襲をかけるのがおすすめとのことだ。

また、ザ・ケージにも変更が加わる。新シーズンの同エリアは建造物が開放的な構造となり、外部からの攻撃に脆弱になっているそうだ。そのほかにも、キングスキャニオンマップには全体にわたって改修がおこなわれているそうだ。待ち伏せが効果的であった場所などが調整されているとのことだ。


公式サイトにて告知されていたアカウントレベル上限の引き上げについても詳細が明かされた。現在の上限である500レベルに、さらに1500レベル分が追加され、合計2000レベルまで上げることが可能になるという。レベル上昇に伴うレジェンドトークンおよびApexパックも獲得可能とのことだ。

ゲームバランス調整についても明らかとなった。まずは武器の調整について紹介しよう。新シーズンでは、武器種ごとの適性を際立たせることを狙いとした多岐にわたる変更が見られるようだ。まず、SMG系およびピストル系武器向けの新たなアタッチメントとしてレーザーサイト(Laser Sight)が登場。バレルスタビライザーに代わるアタッチメントで、接近戦における性能を強化してくれるそうだ。


また新シーズンでは、ウイングマンおよびロングボウ向けのホップアップであるスカルピアサーも復活するそうだ。なお、ウイングマンについては、ヘビーアモからスナイパーアモへと使用弾薬およびマガジンが変更。あわせてスピットファイアも、ヘビーアモからライトアモへと弾薬およびマガジンが変更になるそうだ。そのほか、ショットガン系武器であるEVA-8が強化。ペレット(発射される弾)数やダメージなどが増加するとのこと。

そして、新シーズンでは一部ケアパッケージ武器も変更される。ボルトSMGおよびG7スカウトが通常武器に戻り、代わりにランページLMGおよびボセックボウがケアパッケージ武器となるそうだ。

【UPDATE 2022/8/2 0:15】
クラフト武器に関する記述を削除

金色(レベル4)の装備品の追加効果についても変更が加わる。まず金バックパックは、味方の蘇生時の体力・シールドの回復効果が撤廃。代わりに回復アイテムを多めに持ち運べるようになるとのこと。説明会では、1枠に2つまで所持できたアイテム(シールドバッテリーやヘルスキット)が、3つまでストック可能となることが明かされた。

そして金ノックダウンシールドについては、自己蘇生効果が廃止されるという。自己蘇生効果については、ユーザーからの不満がしばしば持ち上がっており、開発者もそれを認識していたそうだ。そうしたフィードバックを取り入れつつ、プレイヤーに新たなゲーム体験をもたらすため、このたび廃止が決定されたとのこと。また自己蘇生がなくなることで、ニューキャッスルのパッシブアビリティ※が有用性を増すことも狙いのひとつだという。

※ニューキャッスルのパッシブアビリティ「傷兵警護」……ダウン中の味方を引きずりながら蘇生する能力。蘇生中には味方の持つノックダウンシールドが展開される。


新シーズン開始を目前に、新たな情報が明かされた『Apex Legends』。新レジェンドであるヴァンテージの詳細についても気になるところだが、こちらは続報を待つことにしよう。

『Apex Legends』シーズン14「ハンテッド」は、日本時間8月10日より開幕予定だ。