格闘ゲーム『メルティブラッド:タイプルミナ』にマシュやネコアルク参戦。追加キャラクター第3弾が発表


Project LUMINAは7月31日、『MELTY BLOOD: TYPE LUMINA(メルティブラッド:タイプルミナ)』の最新情報を公開した。本作の追加キャラクター第3弾として、ネコアルクおよびマシュ・キリエライトが今夏無料配信予定。あわせて、今夏から今冬に登場する新キャラクター4体が、すべて無料配信となることも発表されている。また1人用モードの大規模アップデートも発表されている。


『メルティブラッド:タイプルミナ』は、フランスパンによる2D対戦格闘ゲーム『MELTY BLOOD』シリーズの最新作だ。従来の『MELTY BLOOD』シリーズでは、TYPE-MOONの伝奇ビジュアルノベル『月姫』の世界観がベースとなっていた。本作では世界観のベースが、『月姫』のリメイク版『月姫 -A piece of blue glass moon-』へと刷新。バトルシステムやビジュアルも新しくなっており、『MELTY BLOOD』らしさを残しつつ総耶市での新たな戦いが展開されている。プレイアブルキャラクターとしては、現在18体のキャラクターが登場しており、さらに4体のキャラクターが追加予定となっている。


今回の発表では、追加キャラクター第3弾として、ネコアルクとマシュ・キリエライトの参戦が発表された。ネコアルクは、新パワーRe:makeに目覚めたというセレブキャット(ルミアルク)。『月姫』および『月姫 -A piece of blue glass moon-』登場にしており、従来の『メルティブラッド』シリーズにもプレイアブルキャラクターとして参戦していた。本作におけるネコアルクは、幸運が勝負の鍵を握るという。

従来シリーズ同様、基本的なリーチは短く、相手に攻撃を当てるには工夫が必要とされている。強みとしては、トリッキーな技が豊富に用意されており、ランダム性のある技を所持。強力な技が出たり、助っ人が登場したりなど運次第で状況が変化し、対戦では自身と相手の対応力が求められる。またスクリーンショットには、動画サイト風のUIが表示されたシーンや、エクスカリバーならぬエクスカリバルーンを『Fate/Grand Order』風に繰り出す場面も映されている。本作では、過去作よりも多くのネタが用意されているといい、コミカルな戦いにも磨きがかかっていそうだ。


マシュ・キリエライトは、『Fate/Grand Order』のメインキャラクターの一人だ。同作におけるマスター(プレイヤー)のサーヴァントとして活躍し、苦難を共にしてきた。本作には、人理修復の旅路のはずが、未知のUMAと邂逅したという流れで登場。手に持った円卓の盾を用いるインファイターとして、総耶市で戦いを繰り広げていく。

プレイアブルキャラクターとしてのマシュは、使いやすい技を多くもつ、スタンダードな性能のキャラクターだという。盾で相手の攻撃を受け止めながら突進する技が多く、盾の大きさから十分なリーチをもつ。また技ごとに特異な間合いがあり、意識して使い分けると強力な立ち回りができるそうだ。なお、本作に「Fate」の世界から登場するキャラクターとしては、セイバーに続いて2人目となる。


また今回の発表では、1人用モード「STORY」のアップデートが発表された。STORYは、奈須きのこ氏によるシナリオとバトルにより、キャラクターごとのストーリーが展開されるモードだ。アップデートによって、アドベンチャーパートの演出が強化され、ストーリーの状況にあわせてドット絵のキャラクターが画面内を動き回るように進化。ボスラッシュなど複数のシナリオ追加も予定されているという。そのほか、『ファンタシースターオンライン 2 ニュージェネシス』での『メルティブラッド:タイプルミナ』とのコラボも発表されている。


『メルティブラッド:タイプルミナ』は、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに、通常税込7480円で配信中。現在コンソール版ではセールが実施されており、Steam版では日本時間で8月5日2時より35%オフセールが実施予定となっている。また8月8日20時より放送予定のTYPE-MOONの情報番組「TYPE-MOON TIMES 2022 Summer SP」では、『メルティブラッド:タイプルミナ』や『月姫 -A piece of blue glass moon-』などの情報が紹介されるそうだ。