マルチ対応裏庭ミクロサバイバル『Grounded』9月27日正式リリースへ。2年間アプデを重ね、日本語にも対応済みで正式デビュー

デベロッパーのObsidian Entertainmentは7月28日、『Grounded』を9月27日に正式リリースすると発表した。現在早期アクセス配信中の、ミクロ視点で展開されるサバイバルアクションゲームだ。日本語表示にも対応している。

デベロッパーのObsidian Entertainmentは7月28日、『Grounded』を現地時間9月27日に正式リリースすると発表した。本作はPC(Steam/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。Xbox Game Pass向けにも提供されている。


『Grounded』はミクロ視点で展開される、サバイバルアクションゲームだ。主人公は、虫のようなサイズに身体が小さくなってしまった子供。昆虫たちの脅威を掻い潜って“広大”な裏庭で生き延び、もとの身体に戻ることを目指す。ゲームモードにはシングルプレイモード、および最大4人での協力プレイが可能なマルチプレイモードが存在。ストアページ表記にはないものの、日本語表示にも対応している。

ミクロサイズの主人公らにとっては、裏庭に生い茂る植物や転がっている遊具など、あらゆるものが巨大。その中で、草を刈ったり木の実を集めたり、石を砕いたりして食料や資源を集めていく。クラフトシステムが用意されており、道具を作って資源集めを効率化させることもできる。

裏庭では、蟻やテントウ虫、クモなどさまざまな昆虫が生息。それらもやはり、とても巨大な存在として登場する。昆虫たちは、巣に立ち入ったり刺激したりすると、こちらを攻撃してくるため注意が必要だ。中には、近寄っただけで攻撃してくる危険な虫も存在する。こうした大きな脅威に立ち向かうために、先述のクラフトシステムで、武器を作ることも可能だ。また、植物などを組み合わせて拠点を構築することも、ゲームプレイにおける大きな目標のひとつとなる。


本作は2020年7月28日より早期アクセス配信が始まり、アップデートを重ねてきた。新たなエリアやシステムなど、多数の新要素が実装。先述の日本語表示対応もアップデートによって追加された要素のひとつだ。そして2周年を迎えた先日、ついに本作の正式リリース日が発表される運びとなった。ゲームディレクターを務めるAdam Brennecke氏が、『Grounded』公式Twitterアカウントにて動画を投稿し、伝えている。

同氏によると、あらたに配信されるバージョン 0.14が、早期アクセス配信における最後の大型アップデートとなるそうだ。同バージョンでは、ペットとなるNatが登場。Cookery(調理室)と呼ばれる新たな建造物も追加されるとのこと。また、武器や防具のアップグレードシステムにも大幅な改修が加えられているという。

そして、現地時間9月27日には正式リリース、およびこれまでで最大のアップデートとなるバージョン1.0が配信されるとのこと。現在リリースに向けて最終仕上げがおこなわれているそうで、Public Testのフィードバックをぜひ送ってほしいとのことであった。また早期アクセス配信に参加してくれたプレイヤーたちへの感謝も述べられており、落ち着いて(stay grounded)日々を過ごしてほしいとのことであった。


早期アクセス配信開始から2周年を迎えた『Grounded』。アップデートを重ねて日本語表示にも対応し、国内ユーザーにとっても遊びやすくなっている。磨き上げられた裏庭サバイバルの正式リリースを心待ちにしたい。

『Grounded』はPC(Steam/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。Xbox Game Pass向けにも提供されている。

なお、バージョン0.14については、テストサーバーにて同バージョンを体験できるPublic Test 0.14が実施。7月29日にSteam向けに、7月30日にXbox向けに配信開始された。しかし、現在不具合修正のため、すべてのプラットフォームにおいて配信停止中となっている。公式Twitterアカウントにて、現地時間8月1日を目途に修正中であることが発表されている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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