『モンスターハンターライズ:サンブレイク』ナルガクルガ希少種の映像が投稿されるも、ひるみまくるハンターが注目の的に。ユーザーから総ツッコミ
カプコンは7月25日、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の公式Twitterアカウントにてプレイアブル映像を公開した。映像内では、新フィールドの塔の秘境にて、ナルガクルガ希少種を狩猟する様子が確認できる。8月実施予定の「無料タイトルアップデート第1弾」の目玉コンテンツということもあり、初めて目にする光景にハンターたちの注目が集まっているようだ。そんな中で、映像内に登場するハンターの“公式らしからぬ”お茶目な立ち回りに白羽の矢が立っている。
チャージアックス装備のハンター視点で撮影された公開映像では、開始10秒ほどでベースキャンプから決戦フィールドに降下。間もなくチャージアックス装備のハンターは、背を向けたナルガクルガ希少種の懐に猛ダッシュで潜り込み斬りかかる。開戦の合図ともいえるモンスターが咆哮するまでの刹那は、絶好の攻撃チャンスといえよう。しかしながら2撃浴びせたところでハンターは怯んでしまい、あえなく攻撃は中断されてしまう。惜しくも、近くで頭部を攻撃していた味方のランスの矛先が身体に当たってしまったのだ。ひるみさえしなければ、もう二・三撃浴びせられていたかもしれない……。さらに場面は替わって開始45秒ほど。ここでもチャージアックス装備のハンターは、弓を使う味方の身躱し矢斬りで一瞬怯んで立ち止まってしまっている。
この味方の攻撃で怯んでいる公式ハンターの立ち回りは、多くのユーザーの目に止まった様子。「ひるみ軽減付いてないんかーい!」という旨のツッコミがSNS上で飛び交っている。
「ひるみ軽減」とは、ハンターの能力を高めるスキルのひとつ。発動レベルによって、モンスターから攻撃を受けた際ののけぞりや尻もちといった特定モーションを無効化できるスキルだ。おまけに当スキルの効果は、モンスターからの攻撃だけでなく、味方の攻撃を受けた際にも有効となる。スキルLv1さえ発動しておけば、味方のほとんどの攻撃の反動を無効化することが可能なのだ。よって、複数のハンターが弱点部位付近に密集する機会の多いマルチプレイ時においては、多くのハンターに重宝されているスキルである。
今回の公開映像内の狩猟はマルチプレイで、しかも映像の中心となるハンターの装備は近接武器種のチャージアックス。公式映像であることも加味したうえで、味方の攻撃によってひるみまくっているハンターの立ち回りはちょっぴり異様に映ったのだろう。Twitter上では、多くのハンターからの“悪意を感じない”ツッコミが飛び交い、ゲームジャンルにて「ひるみ軽減」がトレンド入りを果たす結果となった。もしかすると公式側には、故意にスキルを外し、あらためて「ひるみ軽減は大事だ」と伝える意図があったのかもしれない。
ちなみにその一方では、晴れて戦いの様子が披露されたナルガクルガ希少種の通称“ルナルガ”がトレンド入りしている。ナルガクルガ希少種は、シリーズ過去作にも登場した迅竜ナルガクルガの特殊な亜種。月白色に輝く美しい体毛に身を包む事から、別名「月迅竜(げつじんりゅう)」とも呼ばれる人気の高いモンスターだ。希少種の特徴は、霞隠れと呼ばれる姿を消す能力。今回の映像では、月夜の明かりから突然姿を現し、後方宙返りの反動で尻尾を叩きつける新モーションらしき攻撃も確認できる。もう間もなく討伐可能となる新たなモンスターを楽しみにしておこう。
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のナルガクルガ希少種および新フィールドとなる塔の秘境、加えて紅蓮滾るバゼルギウスなどが追加される「無料タイトルアップデート第1弾」は8月配信予定だ。新たなモンスター討伐にマルチプレイで挑む際は、ひるみ軽減スキルまたはおだんごスキル(おだんごふんばり術)でひるみに備えたい。
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