極限生き残りSLG『Into the Breach』無料大型アプデ「Advanced Edition」配信開始。難しいゲームがさらに難しく、モバイル版も

Subset Gamesは日本時間7月20日、『Into the Breach』の「Adbanced Edition」を配信開始した。本アップデートは無料で実施され、新たな要素が多数追加されている。

Subset Gamesは日本時間7月20日、『Into the Breach』の「Advanced Edition」を配信開始した。本アップデートは無料で実施され、新たな要素が多数追加される。また、Netflix加入者向けに、モバイルアプリの配信も開始されている。

『Into the Breach』は2018年2月に発売されたターン制ストラテジーゲームだ。地球では、わずかに生き残った人類が虫型巨大生物VEKの脅威にさらされていた。プレイヤーはメカ部隊を操作し、限られた手数のなかでVEKを退けていく。8×8マスの盤上で、ノックバックや引き寄せなど多様な効果を持つ武器を駆使し、時には自らの機体を盾にしながら制限ターンが経過するまで街を守りきるのだ。

本日配信されたアップデートでは、5つの新しいスクワッド(部隊)と15の新しい機体が実装されている。新たなスクワッドはこれまでのスクワッドと同様に、コインを使って解除することが可能だ。コインはプレイ中に実績を解除することで手に入れることができる。新スクワッドは炎上中の地形からエネルギーを回収するスクワッド「ヒートシンカー」や、地殻変動を利用してVEKらを翻弄するスクワッド「地殻変動」など、個性豊かな部隊が揃っているようだ。そのほかにも武器やパイロットなど、より幅広い戦略立案が可能なコンテンツが多数追加されている。

強化されているのはプレイヤー側だけではない。人類の敵であるVEKもまた、アップデートにより強化されている。新たなVEKの中には、味方の引き寄せやバックステップなど、厄介な動きをするものも。また、開始時の難易度に最高難易度として「アンフェア」モードが追加されており、より歯ごたえのある防衛戦が楽しめるようになった。


これらのアップデートコンテンツは、ゲームを遊ぶ前に含めるか含めないかを任意に選択可能。強化された装備をアップデート前の通常VEKでお試しするもよし、強化されたVEKにアップデート前の装備で挑むのもよし、というわけである。

また、iOSおよびAndroid向けに、モバイル版の配信も開始されている。こちらはNetflix加入者向けに配信されており、ストアからアプリをダウンロードし、Netflixアカウントでログインすることでプレイ可能だ。筆者も数ステージほど遊んでみたが、モバイル向けにUIの最適化や操作確認ダイアログなどが追加されており、PC版で遊ぶのと変わらない快適さでプレイすることができた。本日配信されたアップデートも実装済で、Netflix加入者なら無料でプレイすることが可能だ。本作が気になっていた方は是非一度触れていただきたい。

モバイル版のプレイ画面(iPhone 12 mini にて撮影)


『Into the Breach』はPC/Nintendo Switch/iOS/Android向けに配信中だ。アップデート「Advanced Edition」の詳細は、こちら(英語)をご覧あれ。

Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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