PS Plusエクストラ/プレミアムプラン加入者向けゲームカタログに7月19日、多数のタイトルが追加された(関連記事)。しかし、ラインナップのひとつである『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』(以下、FF7RI)が、特定の条件下で利用できなくなっているようだ。
『ファイナルファンタジーVII リメイク』(FF7R)は、PS向けに発売された『ファイナルファンタジーVII』をベースにしながら、ゲームそのものを再創造した作品。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースになっている。クラウドたちのミッドガル脱出までの物語を描いた作品であるが、オリジナルを丁寧になぞりつつ、独自の要素も盛り込み高い評価を獲得した。
本作はPS4向けに発売され、のちにPS5へのアップグレードが可能となった。あわせてPS5版向けにユフィの登場する追加エピソード「EPISODE INTERmission」が発売された。一方、PS5での新規購入者向けには、本編と追加エピソードひとまとめにした『FF7RI』が発売されている。
そして、海外メディアVGCやユーザー報告によると、PS4版『ファイナルファンタジーVII リメイク』を所有している場合、今回ゲームカタログにて配信中の『FF7RI』が利用できない状況となっているようだ。『FF7RI』には『FF7R』本編を含むため、すでに本編を所有しているユーザーへの処理ができないのではないか、との推測がなされている。過去に配信されたフリープレイ版『FF7R』を所有しているユーザーも含む、数多くのユーザーが同様の状況に陥っているようだ。
ゲームカタログの目玉タイトルが利用できなくなるという今回の状況。ゲームカタログではPS4版『FF7R』もあわせて配信されているため、不具合とも考えられる。今後なんらかの対応がなされる可能性もあるだろう。公式発表を待っておこう。
【UPDATE 2022/7/21 19:10】
SNSなどでは本現象について解消されたとのユーザー報告が数多く寄せられている。公式よりアナウンスなどはないものの、今回の利用不可現象は不具合であり、解消されたと考えてよさそうである。