国産三人称ホラー『幻覚』Steam向けに発表、7月配信へ。薄暗いマンションには、衝撃的な事実が隠されている

 

国内の個人開発者もんぜん氏は7月15日、『幻覚』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は未定。Steamのストアページによると、2022年7月のリリースが予定されている。

『幻覚』は、配達先のマンション内を探索する、三人称視点のホラーゲームだ。本作の舞台は、ある一軒のマンション。主人公は、荷物を届けるためマンションを訪れた1人の配達員だ。配達員の主人公は、再配達依頼のメールをきっかけに、荷物を持ってマンションを訪れていた。しかし、主人公がマンション内を移動していたところで、エレベーターが故障。主人公は移動手段を失い、マンションの外に出られなくなってしまう。マンションを探索していくうちに、衝撃的な事実が明らかになっていくという。


本作で主人公は、マンションから帰るために探索を進めていく。トレーラーやスクリーンショットでは、壁の壊れた部屋や謎のオブジェクトが並んだ和室など、薄暗い空間が映されている。プレイヤーは3人称視点で主人公を操作。探索によってアイテムを集めたり、謎やギミックを解いたりすることで、先へと進んでいくのだろう。ストアページによると、プレイ時間は30分から90分程度。ゲームオーバーは存在せず、数種類のエンディングが用意されている。またオートセーブによって進行状況が保存される。主人公以外に後輩の配達員や紙袋のようなものを被せられた人物も確認できるが、どのように物語に関わるのだろうか。そして、マンションには何が隠されているのだろうか。

本作を開発しているのは、現在21歳だという国内の個人開発者もんぜん氏だ。過去作としては『SINGULARITY WORLD』(現在Steam販売終了)および『頭痛』をリリース。2021年11月に無料配信が開始された『頭痛』では、121件のユーザーレビューの内75%の好評を得て「やや好評」となっている。プレイヤーからは、同作の舞台となる資料館内の怖い雰囲気などが評価されているようだ。

『幻覚』は、PC(Steam)向けに2022年7月にリリース予定だ。