Steam国産ホラー『廃村巡り』7月16日配信開始へ。2000年頃の日本の廃村で相対する恐怖

国内の個人開発者とらんぽ氏は7月10日、『廃村巡り(Haisonmeguri)』を7月16日に配信開始すると発表した。『廃村巡り』は、日本の廃村を歩いて回る、短編和風3Dホラーゲームである。

国内の個人開発者とらんぽ氏は7月10日、『廃村巡り(Haisonmeguri)』を7月16日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は税込310円とされている。

『廃村巡り』は、日本の廃村を歩いて回る、短編和風3Dホラーゲームである。本作の舞台は、2000年代頃の日本の廃村。主人公の香織は、昔から何かが視える体質の人物だ。梅雨入りを控えたある日、香織は旧友の麻衣に誘われ、2人で心霊写真を撮るため廃村を訪れていた。しかし麻衣は妙にテンションが高く、1人で先に村へ入っていってしまう。残された香織は、彼女の後を追いかけて1人廃村へ突入。霧がかった廃村を巡り、恐怖と対峙することになる。


主人公の香織は、誰もいない廃村の中を自分の足で進んでいく。廃村内には、かつて人が住んでいた家や錆びついた橋など、いくつかのロケーションが存在している。プレイヤーは香織を操作し、薄暗い村を探索。村の中を進んでいるうちに、何らかの心霊現象や恐怖とも相対するのだろう。本作では恐怖演出のため、全体的にゲーム画面が暗く作られているという。スクリーンショットや動画を見る限り、確かに霧がかった村の中は暗く感じるが、主人公はライトを所持しており周囲を照らしながら進んでいけるようだ。

本作のプレイ時間は30分程度。3種類のエンディングが用意されている。ジャンルとしては「ウォーキングシミュレーター」と説明されており、何かが起こりそうな村の探索や雰囲気が描かれていくのだろう。

本作を開発しているのは、国内の個人開発者とらんぽ氏だ。過去作としては、2021年11月にSteamにてホラーゲーム『里帰り』をリリース。同作においては、2000年代晩夏の日本の田舎町を舞台に、里帰りしてきた主人公が恐怖に遭遇。どこか不気味な夜の田舎の空気や、都市伝説風の体験などが展開されていた。Steamのユーザーレビューでは、20件中80%の好評を得てステータス「好評」となっている。

『廃村巡り』は、Steamにて7月16日に配信開始予定。通常価格は税込310円となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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