キャラカスタム格闘ゲーム『Fight of Steel』7月15日発売へ。ロールバック方式に対応

Digital Crafterは7月8日、SF格闘ゲーム『Fight of Steel』を7月15日に発売すると発表した。本作ではプレイヤーが使用キャラをカスタマイズ可能。ロールバックネットコードにも対応する。

台湾のデベロッパーDigital Crafterは7月8日、SF格闘ゲーム『Fight of Steel』を7月15日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1500円。発売初週は10%割引の1350円で販売予定だ。本作は日本語表示にも対応する。

『Fight of Steel』は、人間が存在しなくなり、ロボットが支配する遠い未来を舞台とするSF格闘ゲームだ。本作の特徴のひとつは、プレイヤーが使用キャラをカスタマイズ可能な点。格闘ゲームで一般的なな、キャラクターと技・性能の紐づけはなく、プレイヤーは「コンバットスタンス」の選択および、武術メモリーチップによる技の組み合わせで好みの操作キャラを作り出せる。

操作については、Digital Crafterによる過去作『Fight of Animals』のシステムを踏襲。左右・下の方向ボタンとスキルボタンだけで特殊技が発動できたり、ワンボタンで必殺技が発動できたりと、慣れやすい仕組みとなっている。一方で、『Fight of Animals』から変化した点もあり。強化された特殊技であるEX特殊技や、「OVERDRIVEシステム」と呼ばれる新要素を盛り込んでいるそうだ。


また、本作では世界観を活かしたストーリーも楽しめるとのこと。プレイヤーは記憶を失った武術家となり、未知なる世界や敵と直面。真実を求めて「タワー」と呼ばれる建造物に挑む。また、勝利条件に応じて異なるエンディングも用意されているそうだ。ほかにも「チャレンジモード」では、戦闘を通じてさまざまなパーツを収集。キャラ能力改良などを通じて自己強化に励むゲームプレイが楽しめるそうだ。


そして、システム面ではロールバックネットコード(ロールバック方式)に対応するそうだ。ロールバック方式では、入力予測を元にした画面表示と再計算を実施。これによって物理的に距離が遠く離れた相手とも、比較的快適にオンラインで対戦できるわけだ。こうした実装には、Digital Crafterの対戦ゲーム開発のノウハウが活かされているようだ。

本作を手がけるDigital Crafterは、台湾を拠点とするデベロッパー。さまざまな文化の神々が戦う『Fight of Gods』や、動物たちが激闘を繰り広げる『Fight of Animals』などの格闘ゲームを手がけてきた。いずれもSteamユーザーレビューなどでの評価も高く、格闘ゲーム作りには定評のあるスタジオなわけだ。『Fight of Steel』でも、その手腕は存分に発揮されることだろう。

なお、本作では発売に先駆けて、期間限定の体験版が配信されていた。そこでは本作のキャラカスタマイズ要素が好評を得たとのこと。体験版配信中のユーザーのフィードバックに基づいて、製品版では新たな女性型メカも追加されているそうだ。ほかには、特別協力者である台湾プロ格闘ゲーマーのオイルキング氏およびET氏がゲーム内に登場。発売後にはオンライン大会イベントなども開催予定とのこと。


『Fight of Steel』は7月15日、PC(Steam)向けに発売予定。価格は1500円。発売初週は10%割引の1350円で販売予定だ。日本語表示にも対応する。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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